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ヤ軍トレードで松井居場所なくなる!?
How Xavier Nady And Damaso Marte Will Impact The Yankees
これで主力級の外野手が5人。シェフィールドを放出した一昨年と同じ形になった。プレーオフを狙うためには仕方がないとはいえ、松井にとっては厳しい状況。復帰するだけならセクソン辺りと入れ替われば済むが、来季のスタメンとなると簡単にはいかない。
アブレイユとの契約は今年一杯。ネイディには年俸調停の資格(Arbitration Eligible)があり、貴重な右打者ということもあって残留が濃厚。これについてはキャッシュマンも認めている。松井とデーモンの契約はもう1年残っているので、単純に考えればアブレイユをリリースすることで収まる。
RF:アブレイユ→ネイディ LF:デーモン DH:松井
ヤンキースファンならご存知の通り、アブレイユの評価は数字以上に高い。リードオフマンとしてのデーモン同様、不動の3番打者として確立されている印象さえある。故障が少ない(*1)のもポイント。俊足強肩と強調材料は多い。(*1)10年連続150試合+
アブレイユ(05→08) 打率:.330/.297/.283/.283 HR:24/15/16/11
出塁率:.405/.423/.369/.359
年々下降する成績と契約年数。再契約の妨げになるとすればこの2つだが、100打点をクリア(*2)すれば折り合いはつく。契約年数は3年が争点になりそうで、ステディな実績からすれば無理な話ではない。(*2)現在104打点ペース
RF:アブレイユ LF:デーモン 1B:ジアンビ→ネイディ DH:松井
もう1つ関係してくるのはジアンビの去就。再契約しなければファーストをネイディに固定できるので、松井の枠は確保される。ネイディの守備力やポサダの動向にもよるが、個人的にはこれがベスト。カギを握るのはむしろこちらの方かも知れない。
井川、戦力外で逆に好機? 「自分の夢を達成したい」
40人枠から外れても、最初に結んだ契約はそのまま残る。最低年俸程度(*3)で出すぐらいなら自由契約にしても大差はないわけで、何のことだかさっぱり分からない。(*3)ヤンキース側が年俸の大半を負担するトレード
ウェーバー公示 (メジャーリーグ) - Wikipedia
以前よりもトレードしやすくなったのは事実だが、チャンスと言えるほど事態は好転していない。ちなみにこれを書いたのは、連続ドラマの作風で知られる丹羽政善という人。今頃は誰かの記事で忙しいことだろう。
ヤンキース、好捕手ロドリゲスを獲得
全盛期のパッジならまだしも、捕手としてはモリーナの方が上。野手の穴を埋めるのもいいが、肝心の先発はどうするつもりなのか。詳しくはまた後日。
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