Friday, August 01, 2014

Yankees Trade Summary 2014

今季の主なトレード

[7/31]
獲得: スティーブン・ドリュー+0.5M .176/.255/.328 5M/14.1(今季満了)
放出: ケリー・ジョンソン .219/.304/.373
DFA: ブライアン・ロバーツ .237/.300/.360

守備が不安定だったロバーツに代わって正二塁手として起用されるらしいが、ドリューはマイナーを含めて2Bの経験がなく、守備力強化になるかは疑問。打撃面ではご覧の通りの惨状で、仮にスランプ(通算OPS.757)だとしても早期の揺り戻し必須。言ってみれば4.5M使ったギャンブルに等しい。

[7/31]
獲得: マーティン・プラドー .270/.317/.370 3,6/11/11M(2016年まで)
放出: ピーター・オブライエン(C/1B/3B) .267/.312/.593/33HR(AA-AAA)

まず引っかかるのが再来年まで残る契約。内外野守れるのは利点だが、今季の成績程度では11Mの価値はない。ドリュー同様復活(通算OPS.764)が必須で、さもなければ新たな不良債権を抱えることになる。長打力が平凡な右打者、初めてのALというのも懸念材料。オブライエンのことも含めて、またやってしまったかというのが率直なところ。

[7/24]
獲得: クリス・カピュアーノ(金銭) ERA4.55(全てリリーフ) 不明/2.25M(今季満了)

ウィットリーに代わる先発投手として獲得。見た感じでは左ということ以外強調材料がなく通算防御率も4.27と平凡。ピネイダ復帰までの繋ぎと考えても物足りない。何試合登板するか分からないが、それまでに極力試合を落とさないことを願うのみ。

[7/23]
獲得: チェイス・ヘドリー+1M .229/.296/.355 4M/10.5(今季満了)
放出: ヤンガービス・ソラルテ .254/.337/.381 ラファエル・デパウラ ERA3.98(A+)

オフに獲得したジョンソンが不振、一時は救世主的な活躍をしたソラルテが数字を落としたことによる3Bの穴埋め。伸びしろが微妙なソラルテと(一応は)実績のある選手を天秤にかけた形で、こちらも復活(2012年OPS.875)期待。獲得した翌日にジョンソンがDL入りとタイミングはよかった。

[7/6]
獲得: ブランドン・マッカーシー ERA5.01(全て先発) 3M/9M(今季満了)
放出: ビダル・ニュニョ ERA5.42(14先発/17試合)

頭打ち状態のニュニョに代えて今季平均で2マイル球速アップしたマッカーシーを獲得。着眼点がそこだったかはともかく、投球を見る限り十分に試合を作れそうでキャッシュマン久々のグッドジョブ。

*成績は全て移籍前/今季

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#NYYHS2014 - Twilog(今季の主な動き)

Friday, July 18, 2014

Yankees At The Break 2014

47勝47敗、5ゲーム差の3位で前半終了

開幕早々ノーバを失い(後にトミー・ジョン)、ピネイダは松ヤニ使用による出場停止に加え大円筋を痛め離脱。5月にはサバシアがヒザの故障でDL入りし、今月初めには実質的なエースの田中まで失った(最悪トミー・ジョン)ヤンキース。サバシアの成績やピネイダ獲得の経緯などを踏まえれば等倍とはいかないが、不運なシーズンになってしまったのは事実だろう。

得点平均/失点平均(リーグ順位) NYY4.0(11)/4.4(10) OAK 4.9(2)/3.4(1)

昨季同様キャッシュマンの故障者さえいなければ...という声が聞こえてきそうな状況だが、見ての通りそもそもオフに大枚をはたいて補強したオフェンスが全く機能していない。仮に故障者が出ず投手陣がリーグ上位の成績を上げたとしても、得失点差から考えてチャンピオンになれる戦力とは言い難い。

「打撃面では(去年ほどではないにしても)長打不足は否めず、機動力を考慮してもやはり去年より若干いい程度」

前回の記事でこう予想したわけだが、実績やネームバリューに翻弄されてしまうチーム作りは今季も失敗。選手の見極めができないだけでなく、元を正せばFA選手で戦力アップを図るしか選択肢がない体制を作ってしまったこと自体が失敗。今後も若手を放出したトレードを画策しているようだが、(資金を豊富に使って)プレーオフに出場さえすればお役ご免的な仕事はいい加減止めてもらいたい。

防御率(マイナー通算/メジャー2014) グリーン4.39/1.32 ニュニョ2.84/5.42

選手の起用法も問題で、例えば先日昇格したグリーンの能力が見抜けない(マイナー成績に注目)のも疑問の残るところ。もちろんこんな成績が続くとは思わないが、少なくとも代役に抜擢されたニュニョよりは試合を作れるのは投球を見れば明らか。長打不足にも関わらず得点圏に走者を進めようとしないなど、戦力が低い上にそれを生かしきれないのでは勝てるものも勝てない。

今季のア東はレベルが低いこともあり(オフェンスも多少は持ち直すと予想)地区優勝の可能性は残されているが、前述の通りチャンピオンになれないのでは意味がないし、そういう状態が何年も続くのはストレスが溜まる。

同じノーチャンスでも浮上する青写真ぐらい(実際は不良債権候補ばかりで逆だが)見せてもらわないと、ファンとしては応援する気にもならない。今年はキャッシュマンの契約最終年。キャッシュマンだけが問題というわけではないが、いなくなることを心から望む。

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Opening Roster 2014

Friday, April 04, 2014

Opening Roster 2014

ヤンキース 2014: オープニングラインナップ

[先発] CC Sabathia | 防御率過去3年3.00-3.38-4.78(被安打率.272)

去年は球速の低下により大幅に数字を落とした。オープン戦では新たにカッターを加えた投球にチャレンジしていたものの、キレは平凡で球速も戻っていない。これといった強調材料もなく、それでもなおこの位置で投げさせるのは疑問。

[先発] Hiroki Kuroda | 防御率過去3年3.07-3.32-3.31

MLBデビュー以来全て防御率3点台と安定感は抜群。懸念材料は特にないが、今シーズンは引退を考えたようなので、その点が不安といえば不安。

[先発] Ivan Nova | 防御率過去3年3.70-5.02-3.10

オープン戦では多少打ち込まれたが、ストレート/変化球とも標準以上なので、淡白な投球さえしなければ去年に準じた数字(やや出来すぎだが)は残せると思う。

[先発] Masahiro Tanaka | 防御率2.14 被安打率.190 奪三振率11.1/9回(ST)

こちらでの投球しか見たことがないので何とも言えないが、スプリッター/スライダーを多投していたのが気になる。決め球のスプリッターもいわれるほどではなく(すっぽ抜けも多かった)、球威も平凡なので好投するとすれば低めの投球が条件。個人的にはあまり期待していない。

[先発] Michael Pineda | 防御率1.20 被安打率.246 奪三振率9.6/9回(ST)

肩の手術から復帰。全盛期と比べて球速が5マイルほど落ちている(多少速く見える)一方で、三振は大半が(キレる)スライダーと好投する要素はある。ジラルディによれば球速が戻る可能性もあるそうで、5番手なら現状ではベストの選択。

追記: 先日の初登板では6回に95マイル(平均92.9/2011年平均94.2)を記録と球速はかなり戻っていた。これなら5番手としては十二分。試合を作れる投手が増えたので、(当初の予想より)もう少しは勝てるかも知れない。


ブルペンは可もなく不可もなく。フェルプス、ウォーレンと長いイニングを任せられる投手が2人いるので、対左用にニュニョではなく角度のあるカブラルを入れて欲しかった。セットアップの人選は不明だが、制球難さえなければ球威があり変化球もいいベタンシスが適任。

追記: YESのジャック・カリーによればセットアップはケリー(Pretty Sure)とのこと。

[抑え] Dave Robertson | 防御率過去3年1.08-2.67-2.04

リベラの成績(特に晩年)が制球力にあったことを踏まえると、奪三振率も高く制球難が改善されてきたロバートソンに特別な不安はない。見えない部分で言えばプレッシャーのかかった場面でどうかだが、大幅に期待を裏切ることはないだろう。

[CF] Jacoby Ellsbury | 出塁率過去3年.376-.313-.355

走力/守備(弱肩)は魅力だが、その一方で怪我がち。つい先日もふくらはぎの故障で戦列を離れていた。ヤンキースタジアムなら多少HRは増えるかも知れないが、それよりも怪我なくリードオフの役目を果たすことが重要。7年153Mはちょっとあり得ない。

[SS] Derek Jeter | OPS過去3年.743-.791-.542(17試合)

現役最後のシーズン。一昨年の成績からすればまだまだやれる気もするが、(それなりの理由があるとはいえ)去年、今年(オープン戦打率.137)といいイメージは浮ばない。レジェンドだけに、多少不調でも使い続けなければならない(だろう)のも辛いところ。

[RF] Carlos Beltran | OPS過去3年.910-.842-.830

左打席では多少見劣る(OPS対右.846対左.878)ものの、年齢による衰えを感じさせずある程度の期待はできる。ア東でどうかという部分はあるが、それよりもエルズベリー同様怪我が心配。長打不足を補える1人。

[C] Brian McCann | OPS過去3年.817-.698-.796

盗塁阻止率(通算24%)は低いが、去年のステュワート(OPS.566)と比べると打撃面では大幅にグレードアップ。左投手は相対的に苦手。アメリカンリーグ、長打力に関してはベルトランに同じ。

[1B] Mark Teixeira | OPS過去3年.835-.807-.609(15試合)

9割半ばだったOPSも2010年から一気に低下。去年は手首の故障(後に手術)もあったが劣化は否めない。テシェイラ本人のコメントによれば手首が100%元の状態に戻ることはないそうで、オープン戦の不調(打率.086)をそのまま引きずる可能性あり。カギになる選手の1人。

[DH] Alfonso Soriano | OPS過去3年.759-.821-.791

去年はヤンキース移籍後58試合で17HRと大活躍。彼がいなければ4位は確定的だったわけだが、年齢的なものや久しぶりのアメリカンリーグなど(打撃が荒いだけに)不安材料は多々ある。HR25本ぐらい打ってくれれば御の字という選手。

[LF] Brett Gardner | OPS過去3年.713-.804(16試合)-.759

オープンスタンス矯正の甲斐あってかそれなりの選手になってきたが、体重移動がないフォームは相変わらずで、バットコントロールでも磨かない限り今がピークという気がする。評価の高い守備(弱肩)/走塁も判断の悪いところがあり多少割引き。追い込まれても振らないといわれるように四球は選べる。オフに4年52Mで契約延長。バントは上手い。

[2B] Brian Roberts | 出場試合過去3年39-17-77

不運な怪我もあったものの、度重なる故障で近年はまともに試合に出ていない。センスはあるがそれは過去の話という年齢になってしまった。カノーを手放してしまった以上(打てる二遊間は希少)、この程度で我慢するしかないのだろう。

[3B] Kelly Johnson | OPS過去3年.717-.678-.715
極端に悪くはないが、劣化したAロッドと比べても数字的には見劣る。ほとんど経験のない3Bの守備はオープン戦を見る限り特に問題なし。右翼の狭いヤンキースタジアムの利を生かして20本打ってくれれば上出来。

[控え] Francisco Cervelli(C), Dean Anna(SS), Yangervis Solarte(2B/3B), Ichiro Suzuki(OF), *Brendan Ryan -DL

オープン戦好調だったセルベリ(捕球力に難あり)とソラルテに多少期待できるぐらいで、基本的には単なる控えに近いメンバー。イチローに関しては前回も書いたように、去年のOPSが規定打席達成75人中74位とスタメンで使うには無理がある。反面バント/守備/走塁いずれもハイレベルなので、控えとしては申し分ない。プラトーン起用については以下を参照。

OPS対左/右(2013): ガードナー.744/.767 エルズベリー.641/.863 イチロー.753/.590

[総評] サバシア以外の4人は防御率3点台を期待できるとはいえ、未知数の部分も多く投手力は去年(チーム防御率3.94)より若干いい程度。打撃面では(去年ほどではないにしても)長打不足は否めず、機動力を考慮してもやはり去年より若干いい程度。数字自体は多少違うが、得失点差はPECOTAが算出したものに近くなると思う。強力な先発陣のレイズ、王者レッドソックスには及ばないとみて今年は3位と予想しておく。

PECOTA予想2014: 得点713/失点683(去年は得点650/失点671で終了)


#NYYHS2014 - Twilog(今オフの主な動き)

Yankees At The Break 2014

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