July9,08 vs TB W2-1
Yankees take both
Box Score (MAJOR.JP)
全員野球で完勝
現存のヤンキースタジアムは、今年で見納め。オールスターに1人でも多く出場させたいヤンキースだが、松井をターゲットにしたプロモーションは空振りに終わった。残るは32番目の選手を決めるファイナルボート。これにジアンビがエントリーされている。
Jason Giambi's mustache sparks promotion - NJ.com
最近のジアンビは、口ひげ(Mustache)がトレードマーク。メディアで取り上げられることも多いので、ファンの間でも浸透しつつある。この日は先着2万人にその口(付け)ひげが配られた。プロモーションの一環とはいえ、選手やTVクルーまで付けてしまうところがアメリカらしい。
Power of the 'stache (Photo Gallery)
勝ってご機嫌だったのか、試合後のインタビュー(Post Game Plus参照)でジラルディまでもが口ひげを付けていた。さらに面白いのは、American Mustache Instituteという団体がこのプロモーションをサポートしていること。全米口ひげ協会と書くと、いっそう間抜けな響きになる。
肝心の試合は、先発のポンソンがよかった。制球難で毎回ランナーを背負ったのは減点だが、シンカーのキレは抜群。横の変化だけなら、好調時のウォンと遜色がない。元気のないレイズ打線とはいえ、6回1失点は極上の部類だろう。
主役のジアンビも攻守にわたって活躍。好投手のバルフォーから低めの変化球を上手く打ったアブレイユ、2回を無失点に抑えたリベラなどヒーローは多い。文字通りの全員野球で、文句のつけようがないゲームだった。
「シンカーボーラーと左打者」
一般的に右投手には左打者が有利とされているが、これには例外がある。特にポンソンのようなシンカーボーラーは、左打者であっても打ちにくい。この日のレイズは右打者に代えて左を3人並べてきたが、いずれも無安打。結果的に相手を助ける形になった。
松井秀喜 対右投手.297 対ハラデー.225(40打数9安打)
ロイ・ハラデー 対左打者.262 対右打者.248
あまりいい例とは言えないが、参考データ(通算)を載せておく。松井のようなプルヒッターには、ある程度当てはまると思う。
Longoria, Hart are fans' final All-Stars
追記:プロモーションの甲斐もなく、ジアンビは落選。大方の予想通り、レイズのロンゴリアが選出された。
Video:
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