Showing posts with label Note. Show all posts
Showing posts with label Note. Show all posts

Friday, June 06, 2008

Testosterone

テストステロン: 最も生理活性の強力な男性ホルモン

昨日の乱闘(後述)で、フランコーナが使っていた言葉。筋肉や骨格など身体的な特徴に作用する他、男性的な人格の形成にも影響する。元となる原料はコレステロールで、20代をピークに減少。分泌量と減少幅には個人差があり、女性は男性に比べて5~10%と少ない。また挫折感などの外的要因で、分泌が低下することもある。


(C)Copyright John Wilcox

男は男らしく、女は女らしく。昔からよくいわれる言葉だが、現代社会においてはもはや通用しない。体罰と同じように、時代錯誤と笑われるのがオチだろう。その一方で、力仕事は未だに男。それなら裁縫は女かというと、なぜかそうはいかない。

都合の悪いことは身体的な差異を理由に拒否し、それ以外は能力や適正を飛び越え平等と主張する。男社会のせいで損をしているとはよく聞く話だが、大は小を兼ねるの理屈で体よく扱われているのも男。性差による損得など考えたこともないが、少なくともいわれるほどは偏っていない。

前日の遺恨が爆発 Rソックスとレイズが大乱闘
Injuries, brawl mar Red Sox sweep of Rays - BostonHerald.com

写真は退場になったゴームス。当事者ではないにもかかわらず、真っ先に飛び出しアルティメット(ファイティング)のごとく殴っていた。不謹慎に聞こえるだろうが、こういう光景は見ているだけで興奮してくる。仮にこれが戦場なら、ゴームスほど頼りになる兵士はいないからだ。

「全ては仲間(投手)のため」

これはそのゴームスのコメントだが、女性には単なるバカに聞こえるかも知れない。あくまでスポーツなのだから、言語道断と考える人もいると思う。その点では異論はない。ただこういう行為も場合によっては必要だし、それには損得勘定を超える価値観が不可欠。何かにつけて人権や差別を持ち出す人間には務まらない。

オリンピックの100メートル決勝にずらりと並んだ黒人。ニューヨークのレストランで、バスボーイ(*1)にヒスパニック系しかいない事実。この2つが並列になっているところに、この世の愚かさが見て取れる。(*1)俗にいう下働き

以下は関連ニュース。

「ガラスの天井」破れず ヒラリーの夢、誤算続き
三浦雄一郎さん:帰国し会見…「80歳でエベレストに」

同時多発テロ:アルカイダ幹部、罪状認否で「死刑を望む」
「部屋の掃除もできない息子が…」 ドラ1指名に驚きの母

Video:
Red Sox-Rays incident

関連記事:Gender Bender

参考サイト:
テストステロンについて 【大東製薬工業】
テストステロン - Wikipedia

Wednesday, February 07, 2007

Project For East Harlem

仕事用のメモ。

糖尿病:
血液中のブトウ糖値(血糖値)が高くなる病気で、放っておくと合併症を引き起こす。糖尿病神経障害糖尿病網膜症糖尿病腎症は3大合併症と言われる。日本における糖尿病患者は1000万人以上、死者は年間1万人前後。原因によって4つのタイプに分かれる。また自覚症状がないため発見されにくい。

1型糖尿病:
主に小児期に発症することが多い。何らかの原因ですい臓のβ細胞というインスリンを作る細胞が破壊されることが原因。治療にインスリン注射は欠かせない。

2型糖尿病:
日本人の糖尿病の90%はこのタイプで、主に40歳以降に発症する。インスリンの分泌量の低下や、標的臓器での感受性の低下(インスリンが効きにくくなること)が原因。1型とは違い、必ずしもインスリンを必要としない。

妊娠糖尿病:
妊娠時に胎盤から出るホルモンはインスリンの作用を弱める働きがあり、胎盤自体もインスリンを壊す酵素を作るため高血糖になりやすい。新生児に合併症が出ることもある。

その他:
遺伝子異常(後述)やその他の疾病、薬剤によるもの。

インスリン:
血糖を下げる唯一のホルモンで、すい臓から分泌される。血液中のブトウ糖を細胞に送りエネルギーに変える他、脂肪やグリコーゲンに変えエネルギーとして蓄える働きもある。

肥満との関係:
肥満によって脂肪細胞が大きくなると、筋肉から抑制物質が分泌されるためブトウ糖を取り込みにくくなる。結果として高血糖、糖尿病になりやすい。

遺伝子異常:
脂肪を燃焼させる上で関係するβ3アドレナリン受容体の異常は日本人の20%(ピマインディアンは30%)に見られ、これは欧米人に比べてはるかに高い数値。

脂肪細胞の肥大化などを規定するPPARγという遺伝子の多型(*1)は、白人の20%に対し日本人はわずかに3%。言い換えるとほとんどの日本人が肥大化しやすい脂肪細胞を持っていることになる。(*1)PPARγの働きが弱く肥大化しにくい

日本人の94%(ピマインディアンは80%)がNIDDM1(染色体2番と15番の遺伝子)と呼ばれる糖尿病遺伝子持っている。

人種による違い:
日本人のインスリン分泌能力は白人の2分の1から4分の3。黒人の有病率は白人の1.7倍で、ヒスパニックは2倍。アメリカのピマインディアンの有病率は50%と言われている。

ピマインディアン:
モンゴルからアメリカ大陸に渡った民族の子孫とされ、政府の命令でアリゾナ州南部に移り住む。これをきっかけに酪農や狩猟による食生活が欧米型に一変、高脂肪食が中心となり肥満が増加する。日本人と同じモンゴロイドで、遺伝子的には親戚関係にある。

参考記事:
糖尿病パンフレット
健康ネット 健康づくり情報 糖尿病・肥満 糖尿病
糖尿病ってどんな病気?
Diabetes Statistics in the United States
糖尿病




  Archive: