Monday, April 28, 2008

April27,08 @ CLE W1-0

Wang wins ace battle
Box Score (MAJOR.JP)

勝ててよかった By Joe Girardi

インディアンズの先発は左のサバシア。オーダーを見ると、前日に引き続き松井の名前がない。いくら相手が左投手でも、2日連続外すとは考えにくい。となれば残るは怪我。自分も含めて、ファンの誰もが心配したことだろう。

松井が“初連休”…ジラルディ監督のデータ重視“采配”

ふむふむ。開幕は8番で、わずか5日後には5番。今度は相性(*1)が理由でベンチなわけね。これが噂のジラルディマジックか。でもその理屈で考えると、開幕から2試合ヒットが出ない選手は野球に向いてないってことになるよね。投手が違うって?そんなサンプル数なら同じようなもんでしょ。(*1)対サバシア 9打数無安打

去年たった3試合しか投げてないケネディがいい例じゃん。ま、それで勝てるならいいんだけど。勝ったって?ウォンがあそこまで好投するって予測してなかったくせに、よく言うわ。ダンカンとエンズバーグで5点ぐらい取れると思ったんじゃないの?今日はウォンとカブレラに足向けて寝れないね。ああ、それどころじゃないか。

ヤンキースに痛手 ポサダがキャリア初のDL入りへ
Shoulder issue to sideline Posada

「Posada was removed from an April 8 game at Kansas City when the Royals stole four bases on him, and after the game, Posada complained of a "dead" feeling in his arm. He underwent an MRI in Kansas City, which was shared with three doctors -- all of whom diagnosed a strain but no serious structural damage.」

「今回のことは、4つの盗塁を許した4月8日のロイヤルズ戦に端を発している。試合後肩の異常を訴えたポサダは、そのまま市内の病院でMRI検査を受けた。3人のドクターの診断を仰いだが、いずれも同意見。張りは見られるものの、組織的な異常はなく軽症とのことだった。」

「Posada said the injury popped back up while he was catching in Saturday's game. "The first throw felt great, and then the second throw I felt something," Posada said. "Then I threw the ball to third base on a strikeout and it was painful." 」

「異変があったのは土曜日(4/26)の試合。最初の(2塁への)送球は何ともなかったが、2度目はおかしかった。その後の三振でサードに送球した時、激しい痛みを感じた。」

こうなってからじゃ説得力ないけど、ヤバいと思ってたんだ。だってさ、異常を訴えた5日後には捕手やらせてるんだから。この時も盗塁されてるんだけど、てことは肩に負担かけてるわけじゃん。DHだって肩使うのに、こんなことやってちゃ直るものも直らない。産休ってのもあるんだろうけど、Aロッドの時みたいに完全に休ませるべきだよ。

X-D-D-D-D/C-X-X-D-D-P-1B-X-C-C-P-C-P/C
(X=オフ D=DH C=捕手 P=代打、9日から26日まで)

だいたい土曜日だって本来ならオフだったわけでしょ。ナメきったオーダー組むから、ポサダを出すハメになるんだって。代打出すにしてもエンズバーグのとこじゃないの?カノーなら交換で済むから、温存できて得だって?温存も何も使わないのがベストだし、結局出してるんじゃ同じこと。しかもモリーナのとこだからね。

「"He's been fine every day," Girardi said. "He caught two in Chicago and we gave him a day off, and he caught one [in Cleveland]. He had no problems and threw great [Saturday]. It's shocking, in a sense, to me. I'm surprised."」

「ポサダはずっと問題なかった。ホワイトソックス戦では2度マスクを被って、インディアンズ戦では1度。オフも1日与えた。土曜日だって特に問題があるようには見えなかった。ちょっとショックだし、驚いている。」

解説者はみんなして走り放題だって言ってたけど、あれは全部間違いだったんだ。送球さえしなかったところ、何度も見てるんだけどなあ。まあ監督さんがそう言うなら、そうなんでしょう。でもさ、必要以上にオフを与えるのはなぜ?問題ないんだよね?DHの起用が多いのも引っかかるし。

そういえば、3番目の捕手のチャド・モーラーをクビ(DFA)にしたでしょ。あれ確か金曜だったよね。で、翌日にオフのポサダを無理に使って壊れる。運が悪い?まあ確かにそうなんだけど、運というよりプロセスが悪い。ダンカンなんか必要ないし、やってることがこうもデタラメだと同情する人はいないと思うよ。

Stewart up as Posada visits Andrews

というわけで、ポサダがDL入り。正捕手はモリーナになった。ポサダの打力は確かに惜しいが、守備力は上がるのでむしろプラス。ジアンビの故障が好結果をもたらした(*2)去年と同じで、本人には失礼だがチーム力は上がったように思う。(*2)カブレラのセンターが実現、デーモンDH

Chris Stewart 右投右打 試合数15 .300 HR0 打点3 三振1 盗塁0 出塁率.404(3A Scranton/WB

代わりに昇格したのは26歳のクリス・スチュワートという選手。メジャー経験はホワイトソックスとレンジャースで23試合(打率.200)。あまり特徴のない選手だが、しいて言えば三振が少ないのが強調材料。

Video:
Daily Rewind Game Recap
Post Game Plus
Joe Girardi on Jorge Posada

4 comments:

Anonymous said...

いつも厳しい記事、楽しく堪能させてもらっています。二試合連続で今チームで1番当たっている打者をはずすのは、ある意味すごいですよね(笑)
でも、勝てちゃうんですからジラルディは運がいい男かも知れませんね。悪運かもしれませんが。

Anonymous said...

チャド首ってどういうことですか?

ポサダ、モリーナと二人とも万全じゃない中、どうして?

なんて考えてもしょうがないんでしょうが、
トーリ以上にわからないジョーですね。。。

一旦気に入ると無理にでも使う辺りは
ちょっと似てますが、ダンカンも最初だけでしたね。

AロッドのDHっていうのも怪我の影響
なんですか?
みんながDH候補っていうのも。。。

KMFIS said...

ゴジラさん、初めまして。
こんな掃き溜めブログを読んでくれて、
ありがとうございます。

松井の評価が低いというのもありますが、
実際はパニクってるんだと思います。
トーリのような椅子は約束されていないので、
尻に火が点いてるんじゃないですか?

>でも、勝てちゃうんですから

ここがヤンキースの最大の弱点です。
資金力があるので、一向に膿が出ない。
GMのキャッシュマンなどはその典型でしょう。

KMFIS said...

>樹里亜さん

モーラーのDFAはこっちが聞きたいぐらいです。
ジラルディだけの責任ではないとはいえ、
相変わらずよく分からないチームです。

AロッドのDHはそうだと思います。
ただ守らなくても負担はかかるわけで、
昨日のように再発しても不思議ではないです。

野球は打って守ってが基本。
DHを効率よく利用してるつもりでも、
実はデメリットも多いんです。
これについては機会があれば記事にします。




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