Wednesday, July 29, 2009

What I Was-2

何があった?30問 (後編)

[衣替え]
基本的に衣替えはしない。ただスキーウェアとか滅多に着ないものはしまってある。そのうちの1つがNorth Faceのダウン。黒人のセキュリティに憧れて買ったんだけど、やっぱりあのキャラじゃないと似合わない。大げさなのも流行らないし、大枚叩いたのに結局は10年近く眠ったまま。

[掃除中]
小学校の大掃除で天井に穴を開けたことがある。意外にモロくてびっくりした。その後はお決まりの正座。大掃除以外はブッチ切ってたから、学生時代の記憶はそれだけ。そういう意味では今もあんまり変わらない。

[階段]
学校の近くの神社に100段ぐらいの階段があって、部活でよく昇らされてた。ウサギ飛びも日常的にやってたし、まるで青春ドラマの世界。エレベーターがないアパートの引っ越しもキツかった。軽い気持ちで引き受けたけど、死ぬかと思ったよ。

[ひな祭り]
家では見たことない。妹はそれなりにコンプレックス感じてたのかも。

[街中]
交差点とかエレベーターが苦手。知らない人と空間を共有するのは息が詰まる。だから外に出る時はたいていサングラスをかけてる。そして酔っては失くすの繰り返し。そういえば日本に帰った時、職務質問されたことがあった。プロファイリングはアテになるのかならないのか。

[プール/海]
夏はサザンとかいわれる時代に、対抗してノイバウテンかけまくった記憶がある。ヘンな酔い方して楽しくも何ともなかった三浦海岸。まさに若さはバカさ。

[クラブ/サークル]
こういったものには興味がない。仲間は好きでも群れるのは嫌いというへそ曲がり。

[節分]
覚えてるのは池上本門寺の豆まき。ガキだったからワケも分からず拾った。

[友達の家]
麦茶だと思って一気飲みした真夏の醤油水。あれにはやられた。しばらくして違う友達にコーラと偽って同じことをしてみた。高校生にしてウインドファンをクーラーに作り変えちゃうような奴だったけど、何とか成功。氷を入れると成功率が上がります。

[雨の日]
熱をおして試合に出場。意識がもうろうとしながらグラウンドを駆けずり回り、帰って計ると40度。その後どうなったかは覚えてない。雨の日は嫌いだけど、家の中から眺めると屋根のありがたみは感じる。ちなみにニューヨークでは傘をささない人が多い。

[エイプリルフール]
空手バカなら知ってる。

[病院]
小学生の時に碁石を鼻に詰まらせて耳鼻科に行ったことがある。どこまで入るか試してたら取れなくなっちゃって。高校の頃はタバコが原因で喘息の発作が出てた。親は相変わらず放置だったから、友達の自転車に乗せてもらって病院に行った。今は体質が変わったのか風邪すらひかない。

[動物園]
こういう場所ではよく迷子になってた。

[縁日]
当時はよく売ってた色のついたヒヨコ。普通はすぐ死ぬらしいけど、飼ってたらそのまま鶏になった。鳥かごに入りきらなくなって、最後は向かいの家に引き取ってもらったと思う。

[遊んでる最中]
移動式のバックネットに昇って下敷きになったり、友達の頭にダーツを刺しちゃったり挙げればキリがない。社会に出てからもいろいろあったけど、まあだいたい想像通り。書けないことも多いので割愛。

そういうわけでブログを始めて3年になりました。デタラメとヘリクツが混在しながら、惰性に押し切られる今日この頃です。

Should I give up or should I just keep chasing pavements
Even if it leads nowhere?
Or would it be a waste even if I knew my place
Should I leave it there?

Playlists Updated:
AdeleのChasing Pavements/Unplugged.

Play Sub Tracks

関連記事:
Talk To Kmfiself-1
Kmfis At The Break

何があった?30問 (前編)

Friday, July 24, 2009

Gutsy Gatti

両方を手に入れた男

多かれ少なかれ、人はこだわり(美学)を持ちながら生きている。ただしその形を保持できるケースは稀で、大半は世の中に適合しながらスタイルを変えていく。一般的には社会性といわれているが、実際は適合ではなく受容に近い。


(C)Copyright Getty Images

スタイルを変えざるを得ないのは、個人の位置づけが社会の評価で決まるため。経済力や名声はその延長線上にあるから、そこを目指す人にとっては必要条件。極論すれば(社会の)是非は問題ではない。

仕事の成果は効率に左右されるが、数学のように答は保証されていない。一方で結果が全てのような側面があり、何らかの形で達成してしまえば評価の対象になる。つまりプロセス(方法論)を重視しておきながら、安易に結果を評価するという矛盾が存在する。

殺害容疑で妻を逮捕、元世界王者ガッティ氏殺害事件
Arturo Gatti: REMEMBERING ARTURO GATTI

大好きなガティが死んだ。明らかに不利なノーガードで打ちまくるスタイルで世界の頂点に立った男。社会性や矛盾を拳で叩き潰すような強さと闘志。実力以上にファンを魅了したのも、娯楽性だけが理由ではない。

「結果を出してこそプロ」

ベストを尽くしても思った通りの結果が出ない時、同じように自己を責める人がどれだけいるだろうか。働いている以上は全員がプロであり、どんな職業であろうと同じこと。余計なお世話だとは思うが、こんな発言をする人にガティの素晴らしさは分かるまい。

Playlists Updated:
ガティのテーマ曲、AC/DCのThunderstruck. R.I.P.

Play Sub Tracks

関連ビデオ:
Arturo Gatti's Greatest Hits

Arturo "Thunder" Gatti - The Official Web Site
アルツロ・ガッティ - Wikipedia

Monday, July 20, 2009

What I Was-1

何があった?30問 (前編)

[幼稚園]
この頃の記憶はほとんどない。薄っすら覚えてるのは、幼稚園のトイレで友達が血尿出して大騒ぎしたこと。今思えば見間違いだったかも。

[小学校]
塾を1ヶ月サボった結果、部屋から着替えと一緒に1万円札が降ってきた。家を追い出されるのはいつものことだけど、あの光景は忘れられない。カッターで家中のカーテンを切った時は、おかしいと思われたのか怒られなかった。

[中学校]
テストでは満点近かったのに、なぜか成績は10段階で6。文句言いに行ったら授業態度が悪いからだって。この手の教師、結構いたんだよね。それと万引きで捕まった。盗んだのは確かカセットテープ。

[七夕]
未だに何の日か理解してない。男でも何かやるんだっけ?

[自分の誕生日]
小学校の頃にあった最初で最後の誕生日会。頼んでやってもらったんだけど、友達と差があり過ぎて恥ずかしかった。こっちに来てからは、毎年何かしてもらってる。でもそのお金と時間は自分のために使って欲しい。いつも言ってんだけどな。

[親の誕生日]
祝う習慣そのものがなかったから、お互いおめでとうさえ言わない関係。こういう家庭は珍しいみたいで、今でもそのギャップに戸惑うことがある。大人になってからは真似事ぐらいしたかも知れない。

[他人の誕生日]
無意味とは思いつつも望まれれば行くようにしてる。人が喜ぶのは楽しいし、役に立ってる気もするから。プレゼントは自分で作ることが多い。何があったかは忘れた。

[遊園地]
高所恐怖症だからあんまり好きじゃない。いつだったかジェットコースターに乗る時に、大丈夫?って係員に言われたのが妙に記憶に残ってる。東京ディズニーランドにさえ行ったことない人間。

[あるホームページで]
極右のバカと論争したことがある。この性格だしかなり燃えた。奴らにかかれば歴史なんてあってないようなもん。都合の悪いことは1つも存在しないんだから。最近はこの程度で止まるようになった。

[電車]
山手線で座ってたら、そこは俺の席だって言い張る酔っ払いに遭遇。最初は無視してたんだけど、これがしつこい。気づいたらそいつの頭を床に叩きつけてた。怖くなって次の駅で降りちゃったけど、まさか死んでないよね。

[お墓]
墓石に酒をかけると、冬でもないのに煙のようなものが立ち込めたらしい。見たわけではないので真偽のほどは不明。子供の頃は単なる遊び場。

[子供の日]
当時の鯉のぼりは裕福の象徴。学校が休みって以外は意味のない日。

[母の日]
親のことが好きだったのは小学校低学年まで。誕生日ですらあんな感じだし、母親何人いるんだよって話もある。

[父の日]
世間ではイベントなんだろうけど、学校で強制的にやらせるのはどうかと思う。まともな家庭だけじゃないんだぜ。こういう日は孤立感を助長させるだけ。嘘つきじゃなきゃ身が持たない。

[コンビニ]
出口が分からなくなったことがある。理由はお察し下さい。(続く

質問提供:dizzy

Monday, July 13, 2009

July12,09 @ LAA L4-5

Missed chances costly
エンゼルス vs. ヤンキース [2009年7月13日]

地区2位、ワイルドカード1位で折り返し

先発が好投し打線がそれに応える。野球の勝ち方としては理想的だが、これができるようなら苦労はしない。強豪といわれるチームでもシーズン中半数あればいい方。言い換えればそうならなかった試合をいくつ拾えるかがカギになる。

Twitter / KMFIS: 先取点→34勝7敗 6回終了でリード→33勝1敗 ...

これは今季のヤンキース(7/9時点)を対象にしたデータ。後半までリードを維持することがいかに大事かが分かる。もちろんブルペンに力があってこその数字だが、攻撃回数と得点率の関係からいってもある程度は成り立つと思う。

追記:試合を3分の2消化していることから戦力の差とも取れるが、たとえ首位と最下位の対戦であっても両者の勝率にそこまでの格差はないというのが前提。

通常このケースでは能力上位の投手が起用されるが、逆に漏れた投手には失点率の高さを認めているともいえる。大差がついた試合ならともかく、そういう投手を僅差で起用すればどうなるかは火を見るより明らか。先日のツインズ戦のように上手くいくこともあるだろうが、整合性が欠如した理論は崩壊するに決まっている。

後半までリードを維持することが勝利への最短距離であって、逃げ切るための準備はあくまで次の段階。明日の展開は分からないのだから、能力上位の投手を温存するのは効率が悪い。以下は前日の試合にあった典型的な例。

Twitter / KMFIS: Game87 at LAA: ウッドに一発を浴びてあ ...

ヒューズやコークを温存したいがためにロバートソンに継投(*1)。結果的に直後の4失点で勝負が決まった。ちなみに温存したはずのコークは、8回2点ビハインドの場面で登板。本末転倒もここまでくれば笑うしかない。(*1)1死1.3塁、同点

Twitter / KMFIS: Game88 at LAA: 7回3点差になったとこ ...

すっかりセットアッパーに定着したヒューズも結局はこんな場面で起用している。登板自体は間違いではないが、前日の試合を考えると無意味にしか映らない。(言い訳として)8th Inning Guyを強調していたブルーニーも今ではすっかりモップアップ。仮に戦力が整ったとしても、条件付きでしか勝てないのでは先行きは不安。

The Johjima Problem.:ニューヨークタイムズはCERAの観点から、捕手ポサダの能力に疑問を投げかけた

受ける側のポサダにも問題はある。盗塁阻止率はいうに及ばず、記録上はワイルドピッチでも実質的なパスボールは数知れず。真偽のほどは分からないが、番記者のブログにはポサダの欠場(この試合)にサバシアが関係しているとの記述もある。参考までにモリーナと比較したCERA(捕手防御率)を載せておく。

2008/09/通算 ポサダ4.65/5.30/4.42 モリーナ3.70/3.96/3.99

現在の先発陣で信頼できるのはサバシアとバーネットの2人だけ。以前も書いたようにペティットは想定内だが、ウォンとチェンバーレインの不調は誤算。DHを明け渡すためにポサダがマスクを被る機会も多い。今さら起用法には期待できないので、さらなる補強が現実的かも知れない。

Video:
Quick Pitch: NYY @ LAA
Posada's pinch-hit RBI single
Joe Girardi's Postgame Reaction

関連記事:
June27,08 vs NYM L6-15

Sunday, July 12, 2009

Ugly Thursday

木曜の夜

[08:00 PM] ミートパッキングエリアにあるレストランで友人5人と夕食。相変わらず美味しくない。周りを見ればドレスアップした人が目につく。2度と来るかと思いつつも、アディダスのTシャツを着てた自分がみすぼらしく感じる。ビールとワインでほろ酔い。


(C)Copyright Invisible KMFIS

[11:30 PM] 何となくそのまま飲みにいくことに。近くを何軒か物色した後、ピンと来た店に突入。そこは偶然にも前から行きたかった映画コヨーテアグリーのモデルになったバーだった。我ながらこの手の嗅覚は鋭い。

[12:00 AM] カウンターに乗って踊るバーテンと拡声器を使ったMC。噂通り客の1人がブラジャーを外されていた。音楽はロックとオールディーズ。平和なハードコアのようなライブ感があり、すっかり気に入って夢心地。

[01:30 AM] スウェーデンから来たゲイのカップルと意気投合。1人はバレエダンサーでもう1人はファッションデザイナー。誰に奢って誰に奢られたか分からない状態。生まれて初めて言ったKiss Me. 相手は男というオチ。

[03:00 AM] タバコを吸って戻ろうとしたら、セキュリティーに入店を拒否される。今回は身に覚えはなかったが、まあよくあること。その後別のグループと店の前で騒いだらしい。そろそろ記憶がなくなってきた。

[03:30 AM] 朝までやってるハンバーガー屋へ。途中で腹を出して写真を撮ったり完全に酔っ払いモード。食べた記憶は薄っすら残ってるだけ。友人がiPhoneを失くす。自分が見えなくてよかったと思える夜だった。

Wednesday, July 08, 2009

Chickens First

鶏としての自覚

Twitter / aoi: 松本さんのお笑い評。日本のTV事情を把握しにくい外国 ...

ラリー遠田という評論家がいる。昨日偶然知った(上記リンク)のだが、この人の書く記事が素晴らしい。切り口の面白さと分析力に加え、文章にも無駄がない。日頃からスポーツ記事にうんざりしていたこともあって、すぐに興味を持った。以下はその一例。その辺のライターにはまず書けないと思う。

ロンブー淳の「不気味なる奔放」テレビ朝日『ロンドンハーツ』が嫌われる理由

「普通の人間は、世の中で生きているうちに、遠慮したり妥協したり挫折したりといった経験を経て、最低限の社会性を身につけていき、それを無意識のうちに他人にも期待するようになる。彼らは、本音をさらけ出してのびのびと楽しそうに生きている人間を見ると、理解不能なものを見せつけられた感じがして、底知れぬ不安を覚えるのだ」

日本人の持つ国民性と保守思想。人間の根源的な習性を下敷きに、これから向かうべき道を訴えているわけだ。現時点ではお笑いが専門らしいが、チャンスにさえ恵まれれば日本を代表する評論家になることだろう。

インターネットの普及で記者やライターの肩書きを持つ人は増えたが、現状は中身が薄まっただけで活性化とはほど遠い。内容はあってないようなものだし、都合のいいつじつま合わせばかり。これは以前も取り上げた記事だが、意地悪を承知で逆の趣旨(後半部分)で書いてみる。

名門ヤンキース復活なるか? 豊浦彰太郎のMLBブログ

「振り返ってみると’07年のオフの段階でもヤンキースにはフィル・ヒューズやイアン・ケネディ、ジャバ・チェンバレンらの若手との交換を条件にヨハン・サンタナやCC・サバシアを獲得するチャンスがありましたが、キャッシュマンはそれに応じませんでした」

「その結果1年後には(若手の放出という出血を伴わず)CC・サバシアを獲得することに成功したのです。ここに、FAによる即戦力の獲得と若手の育成の両立という揺るぎない戦略を垣間見ることができます」

「その結果が13年ぶりのレギュラーシーズン敗退。前述のヒューズとケネディを先発に立てて、実に8敗(0勝、防御率7.45)を記録しています。これまで資金力に任せた補強を行ってきたヤンキースですが、2000年を最後にワールドチャンピオンにはなっていません。戦略的には頭打ちといっていいでしょう」

趣旨に沿う点と点だけを繋げて、もっともらしい結論で締めくくる。勉強不足なのかやっつけ仕事なのかは分からないが、こういう記事は本当に意味がない。この人の場合はまだいい方で、内容がない上に稚拙を通り越してコントに成り下がっている人までいる。しかも公平性は皆無。彼の常套句を借りれば、ある意味凄いということか。

「そんな民衆なら送る価値はない」

他国に資金(物資)援助をしても役人が着服してしまう問題で、西部邁がこんなコメントをしたことがある。案の定暴論と非難されたが、果たしてそうだろうか。国民の反感を買った企業が(一時的にでも)態度を改めるように、受け手側がしっかりしなければ始まらない。考え方においては常に鶏が先なのだ。

関連記事:Threesome

おわライター疾走

Tuesday, July 07, 2009

Welcome To Gotham City-3

5泊7日のツアーディレクター(その3)

[4日目]
ゴスペルブランチ(*1)→ソーホー他で買い物(*2)→夕食(*3)

(*1)B.B. King Blues Club & Grill, Gospel Brunch, Harlem Gospel Choir

食事付き(バフェ)でゴスペルが聴けるイベント。本格的とまではいかないまでも、ゴスペルが初めてなら問題ないレベル。チケットはオンラインで手に入るが、手数料(1枚につき7ドル50)がバカバカしいので直接窓口で買うのがいい。タイムズスクエアを観光する予定がある人にはお勧め。席は早いもの勝ち。


(C)Copyright Invisible KMFIS

(*2)SoHo - the SoHo New York City photo tour

いわずと知れたソーホー。個人的には行かなくてもいいと思うが、チャイナタウンやリトルイタリーと併せて回るとエリア間のギャップは楽しめる。閉店時間が比較的早いので、買い物は明るいうちに済ませておくのが無難。その気になればグラウンドゼロまで歩けないこともない。

(*3)Sammy’s Romanian Steak House

最も好きなレストランの1つ。きれいとはいえないが、ここまでアットホームな雰囲気は他では味わえない。店を気に入った友人がスタッフに酒を奢ろうとしたら、逆に奢ってもらったといえば分かるだろうか。ペースト状のレバー(Chopped Liver)とスカートステーキ、冷えたウォッカをオーダーするのがベスト。クレジットカードは不可。(続く)

Welcome To Gotham City-1

Sunday, July 05, 2009

Independence Day

独立記念日に思うこと

半ば密閉された空間で火事などの災害が起こると、人は判断を依存する傾向がある。パニック状態でその能力が消失しているケースもあると思うが、他人と違った行動を取ることに恐怖を感じるというのが実情だろう。

日本はこれまで他国の足並みを見ながら方向性を決めてきた。それぞれの出口に向かう群集の数を元に、最も安全な道を見極めてきたわけだ。孤立するのは相対的に損。大勢に従っておけばトラブルは避けられる。そこに根拠がなくても、生き残るための方法論としては分からなくもない。

集団心理 - Wikipedia

「個が確立されていない社会や、精神的に未成熟な子どもにはこの傾向が強い。山本七平は、著書(空気の研究)の中で、集団心理を育む土壌はその場の空気だと述べる。空気は水を差せば抜けるが、水を差した者はその場にふさわしくない者として追い出される」

人が人を認めるのは他にはない何かを感じるため。空気を乱せば疎外されるが、それを恐れていてはいつまで経っても認められる存在にはなれない。重要なのは集団(他国)に惑わされることなく自らの力で考える姿勢。理論的な裏づけがあれば、恐怖は一時的なものに過ぎない。

7月4日のアメリカの独立記念日の花火を浴衣で見に行ったらおかしいとおもいますか...

個人攻撃するつもりはないが、こういう人がいる限り日本は変わらない。風潮に同化した形で個性化教育を輸入したところで、国家自体にその姿勢がないのでは本末転倒。結果として教育そのものが崩壊しているのは周知のことと思う。

前述の方法論にしても、平和(豊か)だからこそ成り立つだけ。状況が悪化すれば、その程度で生き残れるはずがない。アメリカ人が浴衣を気にしないのは自分の行動が他に影響を受けないから。本当の意味で日本が独立する日は遠い。

関連ニュース:
米独立記念日 NYで花火大会

Thursday, July 02, 2009

Donavon Frankenreiter, Call Me Papa

切なる思い

卵巣ガンの手術から9年後、今度は夫が肝臓ガンと知らされる。余命はわずか半年。その1ヵ月後には彼女自身のガンも再発し、通算4度目の手術。夫の海外赴任でアメリカでの生活を始めた矢先の出来事だった。


Donavon Frankenreiter (2004)

手術は無事成功。退院したその足で(夫のいる)ホスピスに行くと、夫は一緒に帰りたいと言う。連れて帰りたい気持ちで一杯だったものの、術後の痛みに耐えられず断念。翌日来ることを約束して別れた。

ところがその夜、夫の容態が急変。帰らぬ人となってしまう。鎮痛剤を飲んで休んでいた彼女は電話に気づかず、知ったのは朝。夫に対する申し訳ない気持ちと連れて帰るのだったという後悔の念。そんな思いが頭から離れない。

You can call me papa
And I'll call you baby
Don't forget your mama's my, baby too

Wherever you go, whatever you do
I will be there, I'll be there for you
You know i'll be there, I said i'll be there

一緒にいたくても、いられない時もある。どんなに願っても、叶わないこともある。だからこそ人は歌い、言葉にするのだと思う。心の底から湧き上がる切なる思い。ほんの少しでも耳を傾けてくれたら、世の中はきっと変わるだろう。

*過去記事のタイトルを変えて加筆

Play Full Length (Grooveshark.com)
Play And Download (iTunes Music Store)
Play And Buy (Amazon.co.jp)

Play Best Tracks

Donavon Frankenreiter Official Website
Index: Best Tracks

参考:
マキノ出版|書籍・ムック 今あるガンが消えていく食事

Wednesday, July 01, 2009

June30,09 vs SEA W8-5

Yanks take opener
ヤンキース vs. マリナーズ [2009年7月1日]

それでも勝てるヤンキース(パート2)

ヤンキースの先発はチェンバーレイン。この日も球速が上がらず、5回を投げきるのに苦労していた。不運な当たりが得点に結びついたとはいえ、クオリティスタート以上を望むのは酷。当面はかわすピッチングで現状維持を続けてもらうしかない。ブルペンで起用すべきとの声もあるようだが、仮にそうなっても去年までのような活躍は難しいと思う。

Yankees Home Opener 2009-2

「効率が悪いってこと。ツモが予測できないように、選手の調子も投げてみないと分かんないじゃん?だからこういう風に決めちゃうと、安定した結果が出にくいわけ。予め薄い(選手の調子が悪い)って分かってるならいいんだけど、そうじゃない場合は単純に損なのよ」

ヒューズ(7回)→ブルーニー(8回)→リベラ(9回)

前任のトーリがそうだったように、ジラルディもまた根拠のない幻想の信望者。世間では勝利の方程式なとと呼ばれているが、調子や投球数に関係なく1イニングずつというのはどう考えてもおかしい。内容(*1)からいってもヒューズの続投がベスト。試合後にも同様の指摘があったが、案の定納得できるものではなかった。(*1)投球数9、被安打0

3連続H→失点→犠牲バント→1死2.3塁→敬遠→犠牲フライ(フルカウント)→同点

ヒューズには目をつぶるとしても、その後がいただけない。リベラはアウト4つ以下と決めているため、連打されても祈るだけ。敬遠策自体は妥当だが、制球の悪いブルーニーを続投させては元も子もない。勝てば官軍、全ては闇。不謹慎かも知れないが、こういう試合は負けた方がいい。

ヒンスキー獲得!ヤンキースが外野手補強

今季絶望といわれるネイディの穴埋め。サードも守れることから、定期的にオフが必要なAロッドにも関係がある。外野手6人体制は信頼できる選手がいないとも取れるが、素直に考えれば松井がその中に入っていないということ。代わりにマイナー通告を受けたのが非力なペーニャなので、長打力を優先したともいえる。

エリック・ヒンスキー(2006-08/打数換算) 1塁手27% 3塁手7% 外野手66%

データから判断するとサードを守らせるのは危険。外野手としてもそれほど上手い印象はなく、便利という以外メリットは少ない。長打力は走れないことで相殺できるし、何より巧打力の低さ(*2)が気になる。釣り合いの問題は別だが、少なくともチーム力が上がったようには思えない。(*2)通算打率.254

Video:
Recap: SEA 5, NYY 8
Post Game Plus
Westhill High meets the Yankees

関連記事:
June28,09 @ NYM W4-2




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