Saturday, July 05, 2008

Changes

「人は変わる」

以前は仲がよくても、長い間会っていないとそのギャップに驚くことがある。結婚して家庭を持てば守るものが生まれ、管理職に就けば疑問を持つ機会も減る。抱いていた夢や思想は消え去り、より現実的な価値観へ移行する人がほとんどだろう。

双方が同じ段階を踏んでいる限り、ギャップは生まれない。つまり変わったと感じるのは、変わっていない側からの感覚ということになる。あの頃の情熱はどこへ行った?と言えば、いつまで経っても幼稚と返されるのがオチ。所詮負け犬の遠吠えでしかない。

「人は変わらない」

無神経な人はいつまでも無神経。どんなに指摘したところで、ある程度の年齢になってしまうとまず変わらない。他人なら気にもならないが、それが近しい人物だと話は別。変わって欲しいと思うエゴと入り混じった形で、喧嘩になるほど必死になる。

ところが親に何を言っても無駄なように、結局は何も変わらない。そもそも人を変えようとすること自体が不毛。その時間と労力を他に使った方がいい。達観した人生観を持っている人ほど、この傾向は強い。

「人は変われる」

犯した過ちを悔い改めて、それまでの自分と決別できる人がいる。数こそ少ないが、重犯罪者が牧師になるケースはそう珍しくない。大きなきっかけが必要不可欠とはいえ、変われるのは事実。そうでなければ、人類に未来はない。

生の願望がある限り、社会への適合は必須。これは自然なことで、それを否定するつもりはない。ただ思うのは、迎合していては変わるものも変わらないということ。自己犠牲の精神がなければ変革は起こりえないし、非現実的な情熱にこそ原動力がある。

幼稚であっても、空回りであってもいい。人は変われるなら、そこに賭けてみたい。だからと言って何をするわけではないが、この気持ちだけは忘れないでいようと思う。上手に生きるのも人生なら、もがき苦しむのもまた人生。何だか酒が飲みたくなってきた。

Playlist Updated:
変わると言えばこの曲、David BowieのChanges. ライブに遅刻したせいで、東京ドームの外で聴いたのを思い出す。

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