Sunday, July 06, 2008

July5,08 vs BOS W2-1

Closer survives rally
Box Score (MAJOR.JP)

チキン采配で辛勝

ムシーナの調子がいい。これで過去10試合の防御率は3.10、そのうちクオリティースタートは7度と実に安定している。クオリティースタートの定義は別としても、先発投手の役割は相手に主導権を与えないこと。中盤まで試合が作れれば、自ずとチームの勝率は上がってくる。

「ムシーナのことなので何かしら考えてくるだろう」

ピッチングが頭打ちになると、その都度投球スタイルを変えてくるのがムシーナ。ずっとこう書いてきたのは、そんなクレーバーさが理由になっている。今季の前半は変化球を多投することで凌ぎ、ここ最近はツーシームがウイニングショット。心配された球速も90マイル弱まで回復し、しばらくは安心して見ていられそう。

前々回:8回110球(2-4) 前回:6回103球(1-2) 今回:6回89球(2-0)

これはムシーナの過去3回の投球内容。カッコ内は降板時のスコアを示している。同じことを感じた人も多いかと思うが、89球で降板させたのは解せない。出来が悪かったのならまだしも、得点圏にランナーを進めたのはたったの1度。特別な事情でもない限り、代える理由は見当たらない。

「好調なブルペンと勝ちパターン」

チーム状態が悪いので分からなくもないが、型で勝てるほど野球は甘くない。継投すれば抑えられるという幻想と、1次元的なデータに頼る野球観。6回終了時には勝ちを確信していたのだろうが、実際は危なかった。8回2死1塁で盗塁させなかった(*1)ところに、勝負勘のなさが見て取れる。(*1)走者Aロッド、打者ベテミット

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