Monday, February 23, 2009

Summary: NYY 2008-5

2008年のヤンキース: まとめ

これまで書いてきた通り、選択肢のあった(と思われる)選手の成績は著しく悪い。余地の問題もあるので一概には言えないが、それを差し引いても悪すぎる。特に大半が中軸で起用されたダンカン、ファーンズワース放出の代償ロバートソンは愚の骨頂。反対に(投手陣の中で)唯一結果を出したガイスは、勝負と無関係な起用が多かった。

主力組と比べれば影響が小さいとはいえ、ちょっとしたことが勝敗を分けるのも事実。ましてや162試合もあるのだから、当然それはゲーム差となって表れる。ちなみに前述のロバートソンはジラルディのお気に入りの選手。先日(YESの番組中)も自らセットアッパー候補に上げていたが、そういう意味では監督の野球センスが生んだ結果と言える。

「そしてこのニュース(チェンバーレインのブルペン転向)。ファンならご存知かと思うが、まったくもって馬鹿げている。先発陣に余力があるならまだしも、今季は近年でもワーストの部類。詳しくは次回に持ち越すが、この愚かさは目に余る」(3/26投稿

「ブロンクスボンバーズよろしく、今年も見事に打ち勝つチームが出来上がった。ブルペンはそれなりなので継投次第という気もするが、肝心の先発がこれでは勝てる気がしない。前半で躓くくようなら、ヤンキースの松井は今年で見納めかも知れない」(4/1投稿

チェンバーレインのブルペン転向に始まり、その後に起こった先発陣の崩壊。ムシーナの活躍で何とか格好はついたものの、チーム作りにおける見極めの甘さは弁解の余地がない。さらに問題なのは、目に見えるトラブルにその場凌ぎの対処しかしなかったこと。例年になく怪我人に悩まされたシーズンではあったが、それならそれでやり方はある。

野手が共同作業で得点するのに対し、投手はたった1人でマウンドに立つ。前者なら多少のほころびはカバーできても、先発投手の場合はそう簡単ではない。ましてやエースが故障したとなれば、きちんと対処しない限り好結果は望めない。

以下は先発投手を中心としたシーズンの動向。詳しくは省略するが、事情を知っている人なら言いたいことは分かると思う。日付のリンクは当該または関連記事、その他はこちらで検索できる。いずれにしても、甘さだけが際立ったシーズンだった。(終わり)

3/19 当初の予定を変更して、チェンバーレインに再びブルペン入りを命じる。
4/30 ヒューズが勝ち星のないまま(0-4、防御率9.00)DL入り。復帰は7月以降、代役はマイナー契約のラズナー。

5/05 結果の出ないケネディ(防御率8.37)が調整を理由にマイナー落ち。ケネディとは無関係としながらも、首脳陣がチェンバーレインの先発転向プランを認める。
5/09 ケネディの代役井川が先発。3回6失点で降板。

5/10 ラズナーが連勝。
5/15 わずか8イニングの調整でケネディが再び先発、結果は5回5失点。入れ替わりで井川がマイナー通告。

5/21 チェンバーレインの先発転向を発表。ラズナーは無傷の3連勝。
5/27 ケネディがDL入り。ここまでの成績は9試合に投げて防御率7.41。
6/03 チェンバーレインが初先発。

6/16 走塁中に故障したウォンがDL入り。復帰は早くて8月初め、シーズン絶望ともいわれる。チームは首位から5.5ゲーム差の3位。
6/27 ウォンの代役ポンソンが獲得後初先発。
7/26 好調な投手陣に支えられてオールスター明け8連勝。首位とは3ゲーム差。

7/31 トレード期限終了。投手の補強は中継ぎのマルテのみ。ただしファーンズワースはパッジとのトレードで放出。
8/03 一時は好調だったラズナーが防御率5点台に突入。
8/06 チェンバーレインがDL入り。

8/08 故障明けのケネディが2回5失点でまたも降板、直後にマイナー通告。
8/15 首位レイズとは10.5ゲーム差、2位レッドソックスからも離される。
8/23 16ヶ月ぶりにパバーノが登板、5回7安打3失点。

9/01 ポンソンが先発。3回9安打6失点で、ラズナー同様防御率はついに6点台。
9/06 1週間に1ゲームずつ縮めていけばとキャッシュマン。この時点でチームは首位から9ゲーム差の3位。2位のレッドソックスからも7ゲーム差とプレーオフ進出は絶望的。

9/09 不振のラズナーを見切り、ルーキーのアセベスが先発。
9/17 復帰したヒューズが先発。1失点に抑えたものの、内容が悪く5回持たずに降板。
9/23 プレーオフ進出の可能性がなくなり終戦。

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Summary: NYY 2008-1

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