June11,09 @ BOS L3-4
No answer for Sox
レッドソックス vs. ヤンキース [2009年6月12日]
ジョーカーを温存して8連敗(*1)
レッドソックス相手に未だ勝ち星がないヤンキース。ライバル関係はともかく、同地区同士の対戦だけに他で勝てばいいというワケにはいかない。しかもこの日の先発はエースのサバシア。背水の陣と言ったらオーバーかも知れないが、屈辱を晴らす意味でも負けられない試合だった。
Game060 NYY@BOS [ L 4 - 3 ] - ふぞろいの欠落者たち
ところが結果はご覧の通り。力負けしたのなら諦めもつくが、愚鈍なベンチワークが勝敗を左右したとあっては堪らない。詳しくは432k@1さんの記事(上記リンク)を読んでもらうとして、今回はそれ以外の部分について書いてみる。
ブルペンを信頼できない→サバシア続投→ピンチ→ブルペンに頼る→敗戦
連日の登板でブルペンが手薄(*2)な上に、頼みのブルーニーは故障中。サバシアに余力があった(投球数100)というのも理由だろうが、信頼できる投手がいれば無理はさせなかった可能性が高い。仮にこれが4点差なら、間違いなく継投していただろう。(*2)2試合で10.2イニング
Twitter / KMFIS: Game60 at Red Sox: この回を投げき ...
信頼できないから続投させたはずが、結局は(さらに厳しい無死1.2塁で)そのブルペンに頼ってしまう。これでは整合性がないどころか自殺行為。120球を超えてまで投げさせた意味がまったくない。リベラでも投入するなら話は分かるが、それについてジラルディは恥ずかしげもなくこう答えている。
「No Chance(あり得ない)」
クローザーというのは大貧民でいうところのジョーカー。勝つためにはたとえ序盤であっても使うべきだし、逆に最後まで温存できるようならジョーカー自体が必要ない。この場合でいえば無死1.2塁になった時点で使うのが最も効果的。いつまでも持っているのは大貧民の世界でも許されていないのだ。
(*1)NYY/BOS 得点3.9/6.9 打率.271/.290 得点圏.134/.297 防御率6.19/3.53
追記:翌日の試合では8回2死からリベラを起用。同点を維持するためとのことだが、そうなるとリード時で起用しなかった説明がつかない。以下はコメントの続き。ポサダの走塁しかり、デタラメにもほどがある。
「4つのアウトならOK、5つ(8回1死)以上はNG」
Video:
Recap: BOS 4, NYY 3
Sabathia's strong start
Cervelli knots the game
関連記事:May8,09 @ BAL W4-0
2 comments:
ジョーカーがあと1枚増えるとだいぶ楽になると思うんですけど…ゴードンが懐かしい(笑)
>ジョーカーがあと1枚増える
個人的にもストッパーは2枚が理想です。
終盤に拘らず使えれば完璧でしょう。
>ゴードンが懐かしい
通称フラッシュ。
Aロッドの初ヒットも彼からだった気がします。
独特の沈むボールが印象的でした。
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