Saturday, May 09, 2009

May8,09 @ BAL W4-0

Instant gratification
オリオールズ vs. ヤンキース [2009年5月9日]

カネの力で連敗脱出

投手史上最高額(*1)で契約したサバシアがようやく本領を発揮。タテに落ちるスライダーとチェンジアップを織り交ぜ、ほぼ完璧なピッチングだった。球速も戻ってきたようなので、今後はそれなりの活躍をしてくれると思う。(*1)7年1億6100万ドル

今季の投球数 96→108→122→112→99→119→112

唯一の懸念材料は投球数。見ての通り110球を超えた登板が半数以上もある。サバシアがタフなのは事実だが、だからといって故障しないとも限らない。実はこの日9回無死1.2塁の場面で、連投中のリベラが投球練習をしていた。先日のポサダやサードで先発出場したAロッドしかり、このチームに長期的視野は望めないらしい。

Molina placed on disabled list

モリーナが左の太ももを痛めDL入り。ちょうど1年前にも同じ箇所を故障しているので、古傷ということになる。ポサダの離脱は逆にプラスとも考えられるが、今回のそれは明らかにマイナス。Aロッドの復帰で救われた部分もあるとはいえ、要の捕手だけに影響は小さくない。ちなみに動脈瘤と診断されたケネディもDL入りが確実。

Invisible: Search results for モーラー

代役は2Aから昇格したFrancisco Cervelli(セルベリ)という選手。メジャー経験は数えるぐらいで、数字を見る限り打撃面ではあまり期待できない。ガッツはありそうだが、肝心の肩は平均レベルかそれ以下。この日マスクを被ったモーラー(オリオールズ)がいればと思ったのは自分だけではないだろう。

送りバント(2回、無死1塁)→メジャー初ヒット(3回、2死1塁)

そのセルベリは第2打席でメジャー初ヒットを記録。盗塁が成功すれば打点までついていたわけだが、そもそも走らせなかった理由が分からない。バントをさせるような選手に長打を期待するはずもなく、ランナーは俊足のカブレラと条件も揃っている。勝ったからいいようなものの、この程度では監督はおろか班長すら務まらない。

Game 29: Yankees at Orioles | The LoHud Yankees Blog

「Here’s the roster move: RHP Steven Jackson was DFA’d.I have no idea why they’re keeping Berroa around. I guess in case Alex gets hurt again. I asked Girardi and he hinted that more moves are on the way」

「(控え捕手のキャッシュを40人枠に入れるための措置として)スティーヴン・ジャクソンがDFA。ベロアを残すのは疑問だが、おそらくAロッドの故障が再発した時のためだろう。ジラルディのコメントからすると、今後の動き(ロースタームーブ)とも関係しているようだ」

現在40人枠に登録されている内野手は8人。そのうちベンチ入りしていないのは1塁手のミランダだけなので、ショートのベロアを残す理由は理解できる。ただ可能性がありそうなジャクソンをDFAにするのは惜しい。少なくとも1度試して(*3)欲しかった。(*3)4月19日にベンチ入り、登板のないまま28日に降格

GO/AO(ゴロアウト/フライアウト) 2009年:0.67 2008年:1.07 通算:0.98

最後に不振のテシェイラについて。試合を見ている人なら分かると思うが、今季はとにかくポップフライが目に付く。元々ゴロアウトが少ない方とはいえ、スイング自体に問題があるのは間違いない。高めのボールに手を出しているのもその一因だが、それ以上にヘッドが下がっているのだと思う。無能なコーチがこれに気づいているかは疑問。

Video:
Recap: NYY 4, BAL 0
CC's complete-game shutout
A-Rod's three-run homer
Damon's RBI

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