September8,07 @ KC W11-5
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4連勝で80勝到達。
ヤンキースの先発は後半戦に強いと言われるペティット。この日も6.1回を2失点と上々の出来。これで過去10試合の防御率は3.19、そのうちクオリティスタート(*1)は8度と実に安定している。(*1)6イニングを3失点以内
以前ペティットに関するネガティブな記事を書いたことがあるが、彼の活躍なくして今のヤンキースはあり得ない。残念ながら能力的な評価は変わっていないが、ここは素直に感謝するべきだろう。
ペティットは7回1死1.2塁の場面で降板、ブリトンがマウンドに上がる。残したランナーは自身の責任だから、行く末が気になるところだ。そこでベンチに目を向けると、ペティットは不機嫌そうに座っている。
ブリトンは期待通り無失点に抑えたが、当のペティットは微動だにしない。それどころか、表情一つ変えなかった。笑みを見せてもおかしくないだけに、何か理由があるはず。そう思ってちょっと考えてみたが、すぐに答は見つかった。
過去の投球数 8/17:104 8/22:95 8/28:119 9/2:119 9/8:89
一目瞭然、もっと投げたかったのだと思う。野球に限らず、後始末を他人にしてもらうのは気持ちのいいものではない。ましてや9点差での交代、考えようによっては信用のなさの裏返しとも取れる。
ロースター枠が拡大したとはいえ、プレーオフ(マイナー)の関係で上がってきたのはたったの2人。ビスカイーノは故障を抱えていて、数日は登板できない。チェンバーレインもルールにより登板は月曜日以降。
つまりブルペンに余裕はなく、こんな時こそ休ませるチャンスなのだ。整合性のある判断なら話は別だが、ペティットとの関係も含めてこの交代にはデメリットしかないと思う。
投手との関係と言えば、前から気になっていたことがある。ほとんどの監督は、投手の継投時に自らマウンドにいく。その際ねぎらいの意味で肩や腰を叩くのが一般的で、それは投手の結果に依存しない。
毎回期待に応えられるわけではないから当然なのだが、トーリの場合は目すら合わさないこともある。実際この日は、四球を連発したブルーニーに対してがそうだった。
プロクターに対する目つきしかり、プルペンをボロ雑巾のように酷使する采配しかり。断言はしないが、シェフィールドの人種差別発言には十分に信憑性がある。今となっては過去のことだが、トーリを買いかぶっていた自分が恥ずかしい。
レギュラーシーズンも残すところ20試合。プレーオフ進出を願うのは言うまでもないが、松井ファンとしてはやはり打点が気になる。2試合に1度のペースなら100打点に達するものの、知っての通り絶不調。ここ10試合は.111、打点はわずかに1しかない。
たとえ打点がこのままでも個人的な評価は変わらないが、世間の目は確実に違う。バカを黙らせるためにも、何とか大台に乗せて欲しい。
本来ならここで書き終えるつもりだったが、よく考えてみるとこれはエゴ。チームの勝利に貢献し、笑顔を見せてくれればそれで満足。そうでなくてはファンの資格もないはずだ。
Video:
A-Rod's two homers
Damon goes 3-for-6
Betemit's three-run homer
Jeter leaves injured
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