WS 2009 vs PHI G-1 L1-6
Quiet start for Yanks
ヤンキース vs. フィリーズ [2009年10月29日]
マジック、打線(*1)共に変わらず
サイ・ヤング投手リーの前に6安打。大勢が決した9回を除けば得点圏にランナーを進めたのはたったの1度。唯一の得点も相手のエラーによるもので、打席でのアプローチも終始こんな状態。先頭のジーターこそ3度出塁したが、中軸3人が1安打7三振ではどうにもならない。
[4回終了 0-1]
テシェイラ以下3人が連続三振。いずれも高めのストレートで追い込まれて、変化球を空振り。打撃コーチは気づいてるのかな。
テシェイラのコメントによれば、この日のリーは5種類にも及ぶボールを投げ分けていたとのこと。無策だったベンチワークは多少引っかかるが、今回は相手が上だったと思うしかない。
[8回オモテ 0-4]
イバニエスは1.2塁間を抜くヒット。甘いボールだったけど、カノーがベース寄りに守ってたのはベンチのミス。最悪。
Ibanez's seeing-eye single plates two - Video
ベンチワークといえばこの場面。8回2点ビハインド(2死満塁)ならシングルヒットを防ぐ守備体系が常識的。イバニエスがスプレーヒッターだとしても、1.2塁間を空けるのは得策ではない。
参考:Raul Ibanez Hitting Chart
mlbonkmfis イバニエスのところで左のコークではなかったのかとマイケル・ケイ。もっともなんだけど、個人的にはロバートソンを信頼してるところに疑問がある。
スポーツニュースでも取り上げられていたので、この継投にも触れておく。必ずしも左には左とは思わないが、必要以上に気にするこれまでの起用法からすると不可解。そのコークは9回に6番手として登板。
[8回オモテ 0-2]
マウンドには2番手のヒューズ。相変わらず要求されたところに投げていない。
[8回オモテ 0-2]
ヒューズはピンチを作って(連続四球)降板。球審に何か言ってたようだけど、それ以前の問題。反省した方がいい。3番手はマルテ。
Hughes struggles in Game 1 - Video
またも制球難で自滅。試合を壊したのは疑いようもないが、それより(おそらく)信頼を失ったことが心配。チェンバーレインの起用法しかり、型で野球ができなくなれば迷走するのは目に見えている。この日2失点したブルーニー(*2)がいい例だろう。(*2)格上なはずのチェンバーレインは登板なし
フィル・ヒューズ(ポストシーズン) 投球回4.2 被安打9 与四球4 防御率9.64
[5回終了 0-1]
松井はどっちかのベースに行かないといけない。ウロウロしてるのはボーンヘッドです。これが響かないといいけど。
Phils turn unusual double play - Video
最後はこのプレー。ロリンズがどう捕球していようと、黙ってタッチされるのは弁解の余地がない。結果はノーバウンドで捕球したとの判定で併殺。松井の判断とは逆だが、1塁に戻っていればこんなことにはならなかった。
[8回終了 0-4]
ヤンキースはまったく元気がなく三者凡退。連勝してこそのホームフィールドアドバンテージなのに。完封負け濃厚。
仮に今日ヤンキースが勝っても、敵地で負け越せば王手がかかる。繰り返しになるので詳しくは書かないが、どうもこのシステムは理解できない。ちなみにフィリーズはNLCSでも敵地で1勝している。
(*1)ポストシーズン通算.256
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Video:
Recap: PHI 6, NYY 1
Game 1 first-pitch ceremony
Lee's nonchalant catch
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