Four Night Four City: Chicago-2
トラブルと後悔の5日間: シカゴ編(その2)
シカゴは中部時間、東部と比べて1時間遅い。忘れていること自体単なるバカなのだが、こうなると急に余裕が出てくる。羞恥心などどこ吹く風で、何もかもが楽しい。名物のシカゴドッグにビール。すっかりカブスファンの気分だった。
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リグリーフィールドはフェンウェイパークに次いで歴史のある球場。外野フェンスを覆うツタはあまりにも有名だが、ハイテクとは無縁のスコアボードには味わい深いものがあった。屋根の影が作る内野席のコントラストも美しい。
場内は超満員。プレーオフ進出が濃厚とはいえ、ワールドシリーズから60年以上遠ざかっている(*1)チームとは思えない。ファンのレベルも高く、熱狂的でありながらどこか上品。ある意味では理想的なチームだと思う。(*1)最後に出場したのは1945年、優勝は1908年
シカゴに福留フィーバー、熱狂の理由は?
この記事もあながち嘘ではなかった。写真(ページ下のリンク)を見てもらえれば分かるように、とにかく福留のTシャツが目に付く。ただし厳密にはフィーバーではなくブーム。以前テクノミュージックの影響でカタカナのタイポグラフィーが氾濫したことがあったが、状況的にはそれに近い。
Fukudome→フクドメ Cubs→仔熊 Great Taste→大きい好み
試合の方はジョンソンとソリアーノの2者連続HRなどでカブスの勝利。ファンでもないのになぜか嬉しかった。その後はNavy Pierに直行。Architecture Cruisesというツアーに参加するためで、チケットは事前に予約しておいた。
Shoreline Sightseeing Cruises from Navy Pier
シカゴには帝国ホテルを設計したライトやミースの作品が数多くある。このツアーはボートに乗ってそれらを鑑賞するもの。かなり安易に決めた企画だったが、これがよかった。値段も手ごろ(*2)で、シカゴ川を下るだけでも価値はある。他にもいろんなツアーが用意されているので、建築に興味がない人にもお勧め。(*2)25ドル、1時間半
「終わりよければ全てよし」
この日の予定はこれで終了。出だしは散々でも、悪くない1日だった。ここで終わればそうも思えたが、この後にあったことを考えるとそうもいかない。やはり現実は厳しい。(続く)
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リグレー・フィールド - Wikipedia
Four Night Four City: Chicago-1
Four Night Four City: Windsor
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