Look Back To ALDS 2006-1
プレーオフの敗因などを何回かに分けて考えてみたい。
敗戦した3試合のうち第3戦と4戦は完敗で第2戦が1点差の惜敗。したがって試合単位で考えれば第2戦がポイントになる。第2戦はデーモンの2ランHRでいったんは3-1と逆転。しかしその後タイガースに3点を許しそのまま押し切られた。ただ少なくとも4回までは2点リードしていたのだから勝てる可能性はあったはずである。
YESのマイケル・ケイがポストゲームショーで言っていたのだが、その3点をあげた打者のカウントは全て2-0だったらしい。仮にそれが事実だとすれば投手に有利なカウントから失点を許したことになり、当然ポサダのリードが問題になってくる。
打たれたムシーナは自分で投球の組み立てをするタイプなので、全ての責任がポサダにあると言うつもりはない。ただし決勝打となった3点目は以前にも触れた通り明らかに配球ミス。またこの3点中2点は2つのパスボール(記録上ワイルドピッチも含む)が引き金になっていたことも強調材料だ。
このゲームに関して言えば序盤の拙攻や打順の巡り合わせ、先発のムシーナなど敗因は他にいくつもある。またシーズン中と勘違いしているかのような投手の起用法も大きな要因だろう。ただ個人的に引っかかるのは守備の要と言われる捕手までも打撃を優先してしまうチーム作り。これについては後日書くつもりだが、打撃偏重と言うより野球の勝ち方を知らないという言い方が適切だと思う。
Look Back To ALDS 2006-2
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