ALDS 2012 vs BAL G-3 W3-2
Mr. Oc-two-bre: Yankees up 2-1, thanks to Ibanez
ヤンキース vs. オリオールズ [2012年10月11日]
"Legendary Performance" by スウィッシャー
普段から調子がいいスウィッシャーだが、昨日のイバニエスの活躍はそう形容されるに相応しい。仮にこのままワールドシリーズを制するようなことがあれば、後年まで語り継がれること必至。イバニエスといえば2012年のALDS第3戦。少なくともそんな代名詞は刻まれたと思う。
YESのジャック・カリーによれば、Aロッドには事前に(不振を踏まえての交代を)話しておいたようで、左のイバニエスなら狭いライトスタンドに放り込めると判断したらしい。ジラルディは直感に従った的なコメントもしているが、相手が右投手だったことも大きな要因だったはず。実際シーズン中は、同じような采配を多用していた。
KMFIS
「テシェイラを4番に抜擢して1死1.3塁×2+1死満塁+2死1.2塁=9LOBを作り出したジラルディが、バカの何とかでイバニエスを代打に送り3打点+サヨナラを演出。野球は分からないというより、人生は分からない(161戦目)」
KMFIS 「ジラルディ曰く、イバニエスはプロフェッショナルな打者(YES)。イチロー入ってからロクに使ってないくせによく言うわ。相変わらず引き笑いしてました(同上)」
Yankeesource 「Yankees still have a secret weapon on the bench」
KMFIS 「今思い出しても、何でそういうことが起こるんだろうって思っちゃう。飛行機に2回乗って、2回とも落ちるみたいな。たぶん自分の夢を達成した時も、同じ気持ちになる気がする。信じられないって意味でね」
ジラルディ采配の是非はともかく、本当に秘密兵器が機能してしまうことが驚き。だからこそ野球は面白いわけだが、それと同時に世の中がいかに掴みどころのないものなのかを実感した試合だった。
以下は今回のことで気付いた、ちょっと面白い点と点。試合経過など何のことだか分からない人はこちらのブログを参照。なおもうひとりのヒーロー黒田は自ら志願して9回のマウンドに。ジーターは軽症とのこと。
[Aロッドの不振を頂点にオーダーに頭を悩ませていたジラルディ→決めたのは控えのイバニエス]
[左右に執拗なまでに拘るジラルディ野球→イバニエスのサヨナラHRは左投手から]
[Aロッドは2009年のプレーオフで劇的なHRを放ちチームを救う→そのAロッドに代わって出場したイバニエスも劇的なHRでチームを救った]
[Aロッドの今季年俸は3000万ドル→イバニエスは110万ドル]
[両選手ともニューヨーク出身の移籍組]
[両チームともHRは2本ずつ→オリオールズはいずれもルーキーでイバニエスはメジャー17年目の大ベテラン]
[以前のジラルディの背番号はワールドシリーズ優勝にあやかり27→現在はイバニエスが着用]
Girardi’s father passes away; Joe will manage Yankees tonight
追記: ジラルディの父親がALDS初戦の前日亡くなっていたそうで、今日明るみになるまで選手には伝えていなかったらしい。あの奇跡は父親が...などとは思わないが、心中はお察しします。
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Video:
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Kuroda's stellar start
YES joins Bleacher Creatures
ALDS 2012 @ BAL G-2 L2-3
ALDS 2012 vs BAL G-4 L1-2
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