Tuesday, October 06, 2009

AL Tiebreaker 2009 DET 5 @ MIN 6

Headed to Bronx
試合速報 - 地区優勝決定戦

球史に残る名勝負

3年連続のワンゲームプレーオフ。一発勝負だけにある意味では本来のプレーオフより見応えがある。失速したタイガース(*1)が意地を見せるのか。それとも追いついた強みでツインズが押し切るのか。勢いでいえば後者なのだろうが、ツインズは主砲のモルノーを欠く布陣。勝負は下駄を履くまで分からない。(*1)9/6時点でツインズに7ゲーム差

試合は絵に描いたようなシーソーゲーム。流れを口にすることが如何に愚かなのかを証明するような展開で、仮にそんな野球解説者がいれば何度も恥をかいたことだろう。以下は後半戦の攻防。

[9回オモテ終了 4-4]
やや甘い判定でポランコは三振。次打者のオルドニエスはショートライナー併殺。マウンド上のネイサンはガッツポーズ。

1死1.3塁で勝ち越しのチャンス。痛烈な打球だったとはいえ、この状況で飛び出したグランダーソン(1塁走者)はボーンヘッドといわれても仕方がない。もちろん次打者にヒットが出るとは限らないが、ワイルドピッチでも得点できたことを考えると痛いプレー。

[10回オモテ終了 4-5]
インジの2ベースでタイガースが勝ち越し。ツインズが無得点なら地区優勝が決まる。

[10回ウラ 4-5]
カダイヤーの当たりをレフト(レイバーン)が後逸。現在1死3塁でツインズの攻撃。

ビデオ(リンク)を見てもらえば分かるように、通常ならシングルヒットの打球。状況を考えないという点では同じだが、こちらは致命的。その後の好返球(後述)でピンチを救ったものの、帳消しとは程遠い。

[10回ウラ 5-5]
四球→センター前 ツインズが同点に追いついてなおも1死1.3塁。あわや併殺という際どいプレーだった。

[10回終了 5-5]
プントのレフトライナーで3塁走者がホームタッチアウト。ポイントがどこだか分からないような凄い試合。延長戦は続行。

[12回オモテ 5-5]
四球→2ベース→敬遠 1死満塁でタイガースが勝ち越しのチャンス。バッターボックスにはインジ。

[12回オモテ終了 5-5]
セカンドゴロ→2死満塁→三振(フルカウント) 見逃せばおそらくボール。

[12回ウラ 6-5]
カシーヤ(途中出場)のタイムリーでツインズがサヨナラ勝ち。グランダーソンの凡走と4イニング目のロドニー。リーランドはクビかな。そういうわけで相手はツインズ。

クローザーがブルペンで最高の投手なら心中も納得だが、スタッツ(*2)を見る限りその価値があったかは疑問。これで過去3年は全て1点差の決着。いずれもホームチームが勝っている。いろいろと書いてはみたが、今回も地の利が大きかったという印象。(*2)ここまでの防御率4.33

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Video:
Recap: DET 5, MIN 6
Kubel's solo shot
Tolbert scores on error

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