Thursday, June 18, 2009

June17,09 vs WSH L2-3

No help for Wang
ヤンキース vs. ナショナルズ [2009年6月18日]

ナショナルズ相手に痛い1敗

ヤンキースの先発はウォン。全体的にボールが高く、球速も91マイル前後と悪い時の状態に戻っていた。スライダーの多投で大事には至らなかったが、それはシンカーでカウントを作れなかったことの裏返し。他のチームが相手ならこうはいかなかったと思う。

チンミン・ウォン 投球回5.0 被安打6 与四球2 自責点3

ローテーションに復帰するにはこれがラストチャンスといわれていたが、とりあえずは踏みとどまった形。順当なら次回の登板は貧打のブレーブス戦。球速の問題は残るが、メンタルが弱いだけに自信を取り戻すチャンスではある。

ジョン・ラーンナン 防御率3.78 被安打率.256 WHIP1.36(通算成績)

試合は先発ラーンナンを攻略できず完敗。誤審(*1)やカノーの併殺打など要因はあるにしても、わずか4安打では厳しい。ジーターを欠いたラインナップとはいえ、今回は相手が上だった。(*1)サードゴロが内野安打、その後にホームイン

Yankees Activate Brian Bruney, Cut Jose Veras

ブルーニーの復帰に伴いベラスがDFA。枠を空けるだけならオプションのあるロバートソンを落とせば済むので、両者を天秤にかけた結果ともいえる。ベラスといえば90マイル台半ばのツーシームとキレのあるスライダーが武器。結果が出ていないのは事実だが、内容的には去年と変わらない。

ホセ・ベラス(08/09) 防御率3.59/5.96 被安打率.239/.235 WHIP1.40/1.44

一方のロバートソンは、ヒューズをひとまわり小さくしたような投手。全てのカテゴリーが平凡で、伸びシロがある選手とは思えない。重要な場面で起用するなら別だが、モップアップで使う以上大勢に影響もないはず。去年のカブレラしかり、いずれツケを払わされる時が来るだろう。

Video:
Recap: WSH 3, NYY 2
Wang's solid start
Lannan's stellar start

2 comments:

432k@1 said...

ウォンは依然手掛かりを掴めずにいる様ですね。
以前まで出来ていた事が出来ないもどかしさ・・・精神的な負担も加味している様に思います。

明日からは少し寂しい9日間になってしまいますが、ワンチャンスに懸ける漢の生き様をしかとこの目に焼き付けたいと思います。
(大概、松井不在のケースで連勝するのがNYYという印象・・・。)

KMFIS said...

>精神的な負担も加味

確かにどこかギクシャクしてる感じです。
素質は相当なものだと思うんですが、
あれだけ気が弱いと厳しいです。

>この目に焼き付けたい

正直言って僕にそんな勇気はありません。
打てば大声を出すとは思いますけど。




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