Monday, April 27, 2009

April26,09 @ BOS L1-4

Yanks empty-handed
レッドソックス vs. ヤンキース [2009年4月27日]

ボストン貯金で一文無し

初戦は9回2死から追いつかれ、2戦目は6点リードしながらの逆転負け。スイープされるだけならまだしも、ホームスチールまで許してしまうのだから情けない。張本人のペティットはこれが初めてではなく、その時の捕手もポサダ。ミスは気にならない方だが、こういうメンタルエラーは耐えがたい。

4回ウラ(スコア6-1) 1死満塁→ショート左のヒット(ベイ/右打者)→三振→満塁HR

メンタルエラーといえば、第2戦でこんな場面があった。問題なのはベイのヒットで、併殺シフトがなければ少なくとも止められる打球。セカンドのカノーがベース寄りに守るのならともかく、相手が右打者ならジーターは定位置でいい。

本来併殺シフトというのは、ヒットゾーンを広げるリスクと引き換えにアウトカウントを2つ取ろうとする手段。つまり1点が重い場面には有効でも、それ以外は単なるギャンブルでしかない。状況的にリスクを追う価値はないので、1失点で済んだ可能性は十分にある。

8回ウラ(スコア11-12) 無死2塁→ショート右のヒット(ペドロイア)→2点差

これも2戦目だが、今度は1点が重い場面で勝負している。ここはフォースアウトを可能にするためにも敬遠が得策であり、前述のケースと比較すれば愚鈍さは一目瞭然。監督で勝ち負けは決まらないという人がいるが、実際こういう例は珍しくない。

レフト前(ストレート) ライト前(変化球) ライトライナー(変化球、左投手)

最後に調子の上がってきた松井について。変化球を引っ張り、ストレートは逆方向。これならどんな投球にも対応できるので、多少は安心して見ていられる。特に左投手から変化球を打ったのはいい傾向。ちなみに松井のようなプルヒッターはHRと打率は反比例することが多い。

Video:
Recap: NYY 1, BOS 4
Ellsbury steals home at Fenway
Berroa's two costly errors

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