August9,08 @ LAA L4-11
Bullpen shell-shocked
Box Score (MAJOR.JP)
継投すれば逃げ切れる
この日の先発はガイス。上がってきた当初は球筋だけを見て批判的に書いたが、明らかに見当違いだった。変則的なデリバリーに加え、精度の高いコマンド。常にプレートの左端(ファースト寄り)を使って投げるので、左打者は特に打ちにくい。球速と変化球は物足りないものの、左右のコマンドさえ機能すればある程度のピッチングはできる。
そのガイスは6回を終えて1失点。打たれたヒットは3本と内容もいい。投球数(83)からいっても続投が常識的だが、なぜか継投。ご覧の通りの醜い試合にしてしまう。ペティットやラズナーは何点取られようと100球前後投げさせるのに対し、信用のないルーキーは内容を度外視して早期降板。
「抑えたという既成事実は、内容が伴ってこそ意味がある。どんな球を投げ、どんなヒットを打たれたのか。他の判断基準は存在しない。これは野球に限らず全てに言えること。」
ゲームが生き物である以上、型に当てはめた戦術は通用しない。先入観や固定観念などもっての外で、何のために人間が指揮しているのかを考えるべき。続投させれば勝てたとは言わないが、こういうミスは後で必ず響いてくる。
ダン・ガイス 投球回6.2 被安打4 自責点0 投球数75
ガイスの初先発は6月21日のレッズ戦。実はこの時もまったく同じような形で負けている。選手の頑張りを生かすも殺すも指揮官次第。過去のことはさておき、少なくとも学習ぐらいできないものか。
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