Tuesday, August 12, 2008

August11,08 @ MIN L0-4

No offense in opener
Box Score (MAJOR.JP)

政治家も顔負け

YESのアナウンサーといえばマイケル・ケイ。結果論的なところはあるものの、自チームでも平気で批判する姿勢は好感が持てる。また声のトーンで勝敗が分かってしまうほどのヤンキースファンで、仕事を忘れて熱弁することも少なくない。

この日は打率トップのデーモンがスタメンから外れた。代わってレフトに入ったのはルーキーのクリスチャン。ジラルディによれば休養を与えるためとのことだが、相手投手は左のパーキンス。ジアンビが外されている(*1)ことから考えても、これが理由なのは間違いない。(*1)代わりに入ったのはセクソン

結果はそのパーキンスの前にわずか4安打。3本は左のアブレイユとカノーによるもので、クリスチャンとセクソンはいずれもヒットを打っていない。試合中にも指摘していたマイケル・ケイだが、こうなると止まらない。

「(デーモンの欠場は)非理論的。どんな説明であろうと受け入れられない。デーモンは首位打者であり、ここまで11試合連続ヒット中。ヤンキースはゲームに勝たなければいけないわけで、レフトはデーモンに決まっている。ジラルディは休養のためと言っているが、それならDHで使えばいい。まったく納得がいかない。」

怪我の再発という点を除けば、全ては正論。過去2試合のデーモンはDHで出場しているので、このタイミングで休ませるのは説得力に欠ける。リードオフマンというのは最も多く打席がまわる打順。絶好調のデーモンを外すのは、どう見ても得策ではない。さすがのフラハティ(解説者)も擁護できなかったのか、これには全面的に同意していた。

YANKEES ON DEATH WATCH - New York Post
Yankees Postgame Reaction | Joe Girardi (WMP)

「クリスチャンは左投手に対して抜群の成績(*2)を残している。これがデーモンに代えてスタメン起用した理由だ。」(*2)23打数9安打、.391

試合後のインタビューで、ジラルディはこんな風に答えている。ビデオ(リンク下)を見てもらえば分かるように、これ以上は喋らないと言わんばかり。休養を理由にした試合前と食い違っているのも問題だが、ここまでレベルが低いと笑いさえこみ上げてくる。

ケネディ / 防御率 2007年:1.89(19イニング)→2008年:8.17(39.2イニング)
ダンカン / 対左投手 2007年:.303(33打数)→2008年:.225(40打数)

まず第一にサンプル数が不十分。データというのは考えを立証するためにあるもので、これでは順序が逆。デビューしたばかりのルーキーに当てはまるはずがない。第二に左投手といっても、これには能力の劣る中継ぎ投手との対戦も含まれている。サンプル数が少ないことも含めて、先発投手に対しての指標にするのはおかしい。

左なら打てるのかという問題もある。仮に相手が全て左投手だとしても、シーズン通して3割打つのは簡単ではないはず。スイッチヒッターなら話は別だが、そうでない限りは打撃技術そのものを重視すべき。今季のデーモンは左投手に対して.296。首を振りながら話すマイケル・ケイの気持ちは痛いほど分かる。

それにしても今季のヤンキースは醜い。チェンバーレインのブルペンスタートに始まり、ダンカンとエンズバーグの不可解な起用。野手の補強に終始する野球観など挙げればキリがない。拾える試合が5つあれば、ゲーム差は5つ縮まる。故障者が続出したのは事実だが、もう少しやり方があったと思う。

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