Wednesday, April 02, 2008

Yankees Home Opener 2008-1

Major.TV編 (その1): イントロ
Yanks hang tough

Major.TV開局第一弾は、松井選手の所属するニューヨークヤンキースの開幕戦です。特別ゲストには批判がご専門のKMFISさん。進行は新人アナウンサー矢不でお送りします。お聞き苦しい点もあるかと思いますが、最後までお付き合い下さい。

少し時間があるようなので、まずはジラルディ新監督について一言お願いします。 「ダメでしょ」 えっ?何がですか? 「経験から言って、あの顔はダメなんだよね」 そ、そうですか。最初から手厳しいご意見です。では今度はもう少し客観的にお願いします。

「客観的ねえ。んー、そうだな。名前が悪い」 と言いますと? 「ジョーって名前がダメなんだよ」 それは前任のトーリ監督と同じだからですか? 「そのトーリ!さてはブログ読んでたな?」

さて恒例の選手紹介が始まりました。ペーニャコーチは人気があるようです。そしてリベラ。さすがですね。逆にファーンズワースはブーイングを受けてます。注目の松井選手はどうでしょうか?お聞き下さい、この大声援。意外にも去年より大きいようです。

「去年はボブ・シェパードが松井の背番号を言い忘れたからね。100歳近いから仕方ないんだけど、彼がいないのは寂しい。今年中に復帰するつもりらしいけど、ボビー・マーサーと同じで難しいんじゃないかな。ちなみにペーニャが人気なのは顔、いやヒゲか」

「今ヤンキースのサイトで調べたら、ジーターだけはボブ・シェパードの声を予め録音してもらったみたい。バッターボックスに入る時のアナウンスがそうらしいよ。もし本当なら泣かせる話だよね」 そうですね。 「こういうことこそ記事にして欲しいなあ」

さあ、まもなく2008年のニューヨークヤンキースが始まります。先発はエースのウォン、バッターボックスにはエクスタイン。大歓声の中、注目の一球。外角一杯ストライク!今のはスライダーですか?

「そのトーリ!っていうかここ禁煙だよね。どっか吸えるところある?」 すぐ近くの喫煙室で吸えますが、できればCM中にお願いします。 「んじゃ行って来る。がんばって、新人君。それとコーヒーもよろしく。トーリじゃないんだから、間違っても緑茶はやめてね」

CM中

おかえりなさい。 「んで、どうだった?」 内野安打とヒットで1死1.2塁になったんですが、併殺で切り抜けました。「ヒットは誰が打った?」 リオスです。 「リプレイ出して」 間に合うかな? 「あんな難しい球ヒットにするのか。やっぱ凄いわ、リオスは」

さあ、いよいよブロンクスボンバーズの登場です。先頭打者はデーモン。ヤンキースの各選手について、簡単に解説をお願いします。

「まずはこのオープンスタンス。一般的にオープンスタンスは踏み込んで打つためにあるんだけど、彼はまったく踏み込まない。外角は右手一本で当てるだけ。これじゃオープンスタンスの意味がない」

「出塁率は悪いし、確かロイヤルズ時代は下位を打ってたはず。未だに1番なのは謎だよ。それと左足に注目。ほら、バッターボックスからはみ出してるでしょ。ルール違反なんだけど、注意されたの見たことないんだよね」

見逃し三振!内角一杯のいいボールでした。 「ていうか見逃し三振はケツバット!アメリカは体罰にうるさいから、こういうことになる」 続いてキャプテンのジーター。 「オープン戦はやや不調だったけど、この選手は心配いらない。怖いのは怪我だけ」

松井の結婚で賭けに負けたそうですね。 「それって上からの指示で言ってるの?」 はい。というかここにあるマニュアル通りです。 「他には何が書いてある?」 えーっと、脱税してるとか。 「他には?」 マライア・キャ.....ピッチャーゴロで2アウト。

今日のハラデーはどうでしょう?「たった2人で分かるわけないって。そういうのは江川とかに聞けば答えてくれるよ」分かりました。今度聞いてみます。2死ランナーなしで3番のアブレイユ。

「お?それだけ?賭けの話はなしか」お嫌いなようなので、あえてマニュアルを無視しています。「いや、ギャンブルは好きだよ。でもさ、野球の時間には野球の話しようよ」すでにクビは覚悟しているので、そのつもりです。 「何だか悪いなあ。ま、いっか」

「アブレイユもジーターと同じで怪我だけが心配。こんないい選手を出そうとした奴の気が知れないね」 キャッシュマンのことですか? 「そのトーリ!このオフの補強だって、即戦力はホーキンスだけ。後は半端な選手ばっか。よくも上級副社長になれたもんだ」

1.2塁間を抜ける痛烈なヒット!さあランナーを置いて、Aロッドの登場です。 「Aロッドのメンタルが弱いのは知ってるよね?去年活躍できたのは、前半戦で期待に応えられたからだと思うんだ。逆にチャンスで打てなかったりしたら、それを引きずるからさ。つまり始めよければ全てよしなんだよ、彼は」

普通とは逆なんですね。 「そうそう。ど真ん中より難しい球のが得意だしね」 2死1塁ですが、ここは動きますか? 「得点するためには長打が必要だから、俺なら走らせるけど。ここはジラルディ采配の傾向が分かる場面だね。たぶんそのまま打たせるでしょ」

右中間に痛烈な打球!ボールが転々とする間に、アブレイユがホームイン。打ったAロッドは2塁へ。タイムリー2ベースで、ヤンキースが1点を先制しました。 「ジラルディ、ツイてるねえ。Aロッドクラスでも、長打は7回に1回ぐらいだから。こういうのが慣習化しないといいんだけど。ま、もう少し見てあげましょう」

2死ながら、得点圏にランナーをおいて5番のジアンビ。オープン戦は絶好調で、本来の力が戻ってきたようです。 「調子よかったから5番なんだろうけど、打率が残せない打者になっちゃったからなあ。三振は多いし、足も超がつくほど遅い。出塁率が高いだけに、ほんと厄介な選手。思い切って7番ぐらいでもいいと思うんだけどね」

なるほど。私のような素人は、実績と調子で迷わず5番にしてしまいます。 「それってまさにジラル.....あ、終わった。センターフライ。喫煙室行ってきまーす」

CM中

サムライ2人がカギ レッドソックス
イチロー オープン戦の不調はワザとだった?
審判の目から見た、松井秀喜の処遇とは?

「何なの、これ?」 自社広告です。 「こういうのって誰が考えるの?」 ライターさんだと思います。 「ふーん」 どうかしました? 「ムシャクシャしてきたからもう一服してくるわ」(続く

Video:
Jackson throws out first pitch

関連記事:
Yankees Home Opener 2009-1

6 comments:

Anonymous said...

名前が悪い!
そういうのって意外と大事なポイントですよ!!
Major.TV開局してほしいな~
規制多そうですけどね。

KMFISさんほんとにヤンキースをよく見てますね。
愛を感じました。
自社広告がとてもツボにはまってます(≧∇≦)

それにしても今日のバーネット良かったですね~
BJライアンがいないのにトロントはうまくやってると思います。

KMFIS said...

確かにヤンキースバカなんで見てますが、
逆に他のチームのことは疎いです。
自社広告は自分でも気に入ってます。

昨日のハラデーとバーネット。
太い柱が2本あるのは強みですよね。
打線もヤンキースよりやや落ちる程度。
毎年のように脅威を感じてます。
今年あたりヤバいかも知れません。

Anonymous said...

割り込みですが、aoiさん。
まだあちらなんでしょうか?
更新が途絶えてたので。。。

辛口解説KMFIS氏。
わたしもイマイチ好きになれない顔ですね。

一度決めたらだめでも突き通す感じで
松井も暫くこのままですかね。

ムースもいつもの解説のトーリでした。

Aロッドが打ってる内に勝っておかないと!

Anonymous said...

今晩は!始まりましたねぇ。
名前が悪いなんて!そんな・・・陰で応援隊長をしているのにヒドイ。
顔が嫌いだなんて、サングラス姿ではNo.1ですよ。スタイルもいいし。
はっきり言って骨格だと思います。

しかし昨日のハラディー格好いいですね。
まだ30才らしいですが、しっかり者すぎて近付けない雰囲気がいい+何たって安心感がありますよ。
ムース好きの私としては本日の試合で撃沈!
同じ雰囲気を持ちながら、この不安度は何!
ローレンが戻ってきたら果たしてどうなるのやら。

以上、tokyoのスタジオから雪娘でした。
BGMは talk talkのit's my life(古い)

KMFIS said...

>樹里亜さん

昨日の試合を見た感じで言うと、
かなりトーリ采配の影響を受けてますね。
すでにボロが出始めているように思います。

松井はデーモンとジアンビの調子次第ですね。
この2人はひょっとするとひょっとするので、
可能性は十分にあると思います。
ただそうなると誰かがパニくりそうなんで、
とんでもないことが起きるかも知れません。

KMFIS said...

>雪娘さん

すみません。
雪娘さんがファンなのは知ってましたが、
最初から虫が好かないタイプなんでご了承を。
性別の違いというのも大きいと思います。

ハラデーはほんとに凄い投手です。
男の目から見ても惚れ惚れします。

ムシーナは悪かったですね。
不運なヒットが多かったのは事実ですが、
それ以前に球が高いです。
先日の記事でも書いたように、
相当程度のコマンドがないと厳しいでしょう。

Talk Talkは親友の好きなバンドでした。




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