Tuesday, April 08, 2008

April7,08 vs TB W6-1

Abreu leads the way
Box Score (MAJOR.JP)

55と21

先発のムシーナは6回を投げて被安打2の1失点。多彩な変化球で的を絞らせず、コマンドも抜群。ストレートは最速88マイルと普段よりも出ていたが、それに頼らなかったことも大きい。調子が落ち気味のレイズ打線とはいえ、今後に繋がるピッチングになった。


(C)Copyright macwagen / Dan Buczynski On Flickr

土壇場に強い男。座右の銘とは言わないまでも、ずいぶん前からこうありたいと思ってきた。根性論のように聞こえるかも知れないが、こんな時にこそ真価が問われるのだと思う。肝心なところで尻込みするような男だけにはなりたくない。

シーズン前はレギュラーさえ危ぶまれ、自ら崖っぷちと言い切った松井。特殊なチーム事情がそうさせているにしても、本人にとっては気休めにもならない。そんな土壇場に立たされた松井が、この日も結果を出した。ヤンキースファンはもちろんのこと、首脳陣にも松井秀喜ここにありと思わせたことだろう。

こんなにいい見本がありながら、そこから学び取れているかは自信がない。以前にも書いたことがあるが、自己を投影するだけで満足している気がする。松井の活躍は涙が出るほど嬉しいが、何とも複雑な心境だ。

ヤンキースの21番といえば、ポール・オニール。とにかく人気があった選手で、現役を退いた(2001年に引退)今でも熱烈なファンは多い。永久欠番ではないが、そんな事情からか去年までは同じ背番号をつける選手がいなかった。

5点差の9回、マウンドには新戦力のホーキンス。オープン戦(*1)とは対照的に、ここまでの防御率は31.50と散々。客席からは、いるはずのないポール・オニールの大合唱が聞こえる。そう、ホーキンスは21番をつけているのだ。(*1)自責点ゼロ

それからは、ストライクを外すたびにブーイング。ファーンズワースなどブーイング自体は珍しくないが、理由が理由なだけにちょっと気の毒。何とか無失点に抑えたものの、しばらくこの状況は続くだろう。

聞くところによると、ホーキンスが21番を選んだのはロベルト・クレメンテにあやかったというのが理由。さすがにポール・オニールの存在は知っていたと思うが、その人気までは知らなかったらしい。ちなみに当の本人(*2)はオフだった。(*2)現在はYESの解説者

写真はピッツバーグにあるロベルトクレメンテブリッジ。向こう側にはパイレーツの本拠地、PNCパークが見える。

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