September22,07 vs TOR W12-11
Yanks outlast Jays in 10
Box Score (MAJOR.JP)
劇的なサヨナラ勝ち。(演出:ジョー・トーリ)
何から書いたらいいか分からないほど醜い試合。勝つには勝ったが、こんなチームのファンだと思うと情けなくなる。ワールドチャンピオンはおろか、これではプレーオフ進出のイメージさえ浮かばない。
ブルペンが機能しなかったのは前日のツケ、さかのぼって考えれば投手の起用法に帰結する。継投が好結果を生むという幻想、一本調子な役割分担。1人1イニングに拘り、連投もお構いなし。
結果として調子の維持が難しくなり、果ては故障を抱えるまでに疲労は蓄積する。こんな起用法では機能しなくて当たり前、それでも結果を出しているリベラなどは例外中の例外だろう。
この試合にしてもオーレンドルフ(*1)に続投させていれば、少なくともこんな展開にはなっていないはず。7回からはベラスと決めていたからだろうが、呆れてものが言えない。(*1)3点リードの場面で降板、投球数はわずかに3
カーステンズ 投球回13.2 被安打24 防御率11.20 被安打率.381 WHIP2.41
極めつけは最後に登板したカーステンズ。スタッツを見ても分かるように、通常こんな数字のメジャーリーガーは存在しない。守備に助けられ事なきを得たが、まさにスタッツ通りの内容(*2)だった。(*2)2ベース×1 シングルヒット×1
参考:Post Game Plus
こんな演出でも勝ってしまうのがヤンキース。もちろん選手の頑張りがあってこそだが、来季からの新体制が待ち遠しい。
Video:
Cabrera knocks in five
A-Rod goes 4-for-5
Matsui goes 3-for-6
Posada goes 3-for-5
Betemit's diving catch
2 comments:
ホントに同感です。
なぜ調子がいい、と思えるブルペンを
簡単に交代させるんですかね?
これだけ投げてみないとわからないのに。
あの2試合目で10人も使うって、
考えられませんよね。
井川もどうしたいのか?
六回からいけるとこまで、とも
思ったんですが。。。
で来年はいないんですよね、彼は。
記事に書いていないことで言うと、
好み(信頼)の問題も大きいと思います。
重要な場面でのラミレスの起用、
井川が登板しない理由はまさにこれです。
数年前にクアントリルという投手がいたんですが、
彼の別名は「7回の男」でした。
平凡なシンカーを真ん中に投げるだけで、
セールスポイントはビスカイーノと同じタフさだけ。
同じように何度打たれても使い続けてました。
結局王様のトーリに気に入られないことには、
どんな投手も活躍の場がないということです。
問題はその目が腐ってることでしょう。
井川は来季の体制次第じゃないですか?
少なくともトーリが辞めれば残留もありえます。
枠的に厳しいのは事実ですが、
ヒューズも現状ではたいしたことないですから。
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