Wednesday, August 15, 2007

August14,07 vs BAL L0-12

Streak snapped at four
Box Score (MAJOR.JP)

7月26日以来のシャットアウト負け。

先発のカーステンズは3回5失点で降板、10点台の防御率はさらに上がった。毎回1点ずつ取られても防御率は9.0だから、こんなことは通常あり得ない。あり得ないことが起こる理由は、あり得ない起用法にある。

パイレーツを戦力外になった桑田に先発させるようなもので、強調材料がない投手は打たれるに決まっている。さらにマイヤーズをクビにしてまで昇格させたブラウアーが4失点。両投手ともマイナー行きを通告されたが、事が起こってからしか判断できないのは相変わらず。言葉は悪いが、お前ら何年野球やってるんだと言いたくなる。

桑田パイレーツ電撃解雇…マイナー契約し再挑戦も

桑田と言えばこの記事、過去10試合の防御率が16点オーバーの投手に電撃とは呆れ果てた。全てが衝撃映像と独占スクープのフジテレビしかり、このグループは本当に腐りきっている。

オリオールズの先発カブレラに2安打と抑えられたヤンキースだが、この日の結果を打線は水物と片付ける人も多いはず。もしかしたら野球解説者と言われる何人かは、同様のコメントをしていたかも知れない。

防御率5.14の投手×ヤンキース打線=二桁安打

そう考える人の大半は、こんな図式が頭にあるのだと思う。イメージとしてはそう遠くもないが、厳密に言うと防御率と安打数は比例しない。防御率とは得点期待値の基準であって、安打数の基準になるのは被安打率。

カブレラ  防御率4.79 被安打率.245 WHIP1.50
ムシーナ 防御率3.66 被安打率.252 WHIP1.18 (いずれも生涯成績)

比較対象として優等生のムシーナを選んでみたが、カブレラの被安打率が低いのが分かると思う。防御率が悪いのは制球難によるもので、逆に言えば四死球が絡まない限り攻略は難しい。確かに2安打は少ないが、実はそれほど驚くことでもない。

関連記事:September28,06 vs BAL L1-7

Video:
Cabrera's running catch

2 comments:

三宅博人 said...

トラバもらっておきながらコメントせず失礼致しました。
昨日の負けはある意味ゆるせましたが、今日のはちとしんどいですね。

打線は水物…

便利な言葉ですよねw

KMFIS said...

コメントありがとうございます。

8点差を追いついて負けた試合と似てますね。
これからは接戦が多くなりそうなので、
ファンとしてはかなり心配です。




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