Tuesday, July 24, 2007

July23,07 @ KC W9-2

Yanks' hit parade rolls on
Box Score (MAJOR.JP)

4連勝で貯金は今季最大の6。

前回の記事からちょうど1週間が経った。その間の成績は5勝2敗、打って変わって圧勝が目立つ。またデビルレイズ戦の大量得点(*1)は1930年以来、ダンカンのHR(*2)は1971年以来と記録ずくめ。いずれも打撃に関する記録なのは、よくも悪くもヤンキースらしい。(*1)2試合連続17点以上(*2)メジャー最初の3試合で3本

7/18 ○ 得点:06-01  防御率:3.68 (右)
7/19 × 得点:02-03  防御率:5.05 (右)
7/20 × 得点:04-14  防御率:7.14 (右)
7/21 ○ 得点:07-03  防御率:6.11 (右)
7/21 ○ 得点:17-05  防御率:6.62 (左)
7/22 ○ 得点:21-04  防御率:3.91 (右)
7/23 ○ 得点:09-02  防御率:5.84 (左)

これは過去7試合の成績と相手先発の防御率、打って当然の投手ばかりなのが分かると思う。そうは言っても、誰が投げようと打てないことがあるのが野球。打線が好調なのは疑いようがない。

唯一不調なデーモンにもらしい当たりが出始め、これをきっかけに復調してくれれば得点力はさらに上がる。そう思いたいところだが、残念ながらあまり楽観的にはなれない。

去年はHRを量産したデーモンだが、本来はコンタクトヒッター。平たく言えば、当てるのが上手い打者ということになる。ところが今季はここまで打率.244、過去の実績からスランプと考えるのが常識的だろう。

ヤンキース戦をよく観ている人なら、デーモンが毎試合のようにバットを折っているのに気づくと思う。原因はボールがバットの先端か根元に当たっているから。つまり芯で捉えるとか以前の問題で、これでは打てるわけがない。逆に好調と言われる松井は、芝で緑色に汚れたバットを何試合もの間使っていた。

一般的に、最も早く落ちる能力は動体視力と言われていている。実際これを理由に引退する選手も多い。フォームに問題があるならまだしも、これが原因だとしたら深刻。打率のわりに出塁率は高いので何とも言えないが、カギを握る選手だけに気になることではある。

今後の日程を見ると、8月10のインディアンズ戦までは相手に恵まれている。調子さえ維持できれば、それまでに10ぐらいの貯金は見込める。鬼門は次のオリオールズ戦、好投手のガスリーを打ち崩すのはそう簡単ではない。左のベダードが出てくるようなら、少なくとも1敗は覚悟せざるを得ないだろう。

NYY 52勝46敗 得点563 失点449 HR111 盗塁76 打率.286 防御率4.33
DET 59勝38敗 得点566 失点460 HR117 盗塁52 打率.289 防御率4.29

勝敗表を見ていて気づいたのだが、勝率を除けばヤンキースとタイガースのスタッツは瓜二つ。この差が何を意味するのか、言いたいことは分かると思う。

Video:
Clemens solid over seven
Yanks' five-run ninth
Matsui's two-run single
Post Game Plus

2 comments:

Anonymous said...

分かりました(笑)

KMFIS said...

ここまで似てると、分かりやすいですよね。




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