Sunday, May 06, 2007

May5,07 vs SEA W8-1

Wang flirts with perfection
Box Score (MAJOR.JP)

ジョーカー、キングに完敗。

6回を終わってヤンキースは6-0とリード。エースのウォンが先発とはいえ、前日15失点しているチームとは思えない。さてそのウォンだが、何とここまでパーフェクトピッチング。状況から考えても、自ずと大記録達成に注目が集まる。

観ているこちらも例外ではなく、トイレにいくことすらままならない。目を離すことに躊躇するというより、自分の行動が及ぼす影響を考えてしまっているのである。小さい方だから運は落ちない、そう言い聞かせてとりあえす用は足せた。

7回の先頭打者はイチロー。前日も2本のファーストゴロをヒットにしているように、こういう状況では最も嫌な相手だ。打球は予想外に左中間への強い当たり、好スタートを切った松井のファインプレーで事なきを得る。

その後もランナーを許さず残すところあと5人、迎えるはブルサード。生涯打率は平凡で、今季もここまで.230台と低迷している。楽観的に観ていたのが悪かったのか、やや外角よりのシンカー(82マイル)をジャストミート。打球はライトフェンスを越え、観客のため息と共に消えていった。

不運なヒットを打たれるよりはマシだが、どうせなら自慢のストレートを投げて欲しかった。ちなみにこの投球はサイン通り、捕手のポサダに文句がある人はこちら

記録は費えたものの、ため息は大歓声に変わる。野手なら間違いなくカーテンコールする場面だろう。HRを打たれてのスタンディングオベーション、ちょっと珍しい光景だった。

参考:Broussard's homer

マリナーズの先発は、年俸800万ドルでカージナルスから移籍したウィーバー数年前のベルトランがそうであるように、プレーオフは自身の価値を吊り上げる絶好の舞台。このウィーバーもご多分に漏れず、一般的にはそれが年俸に繋がったと言われている。

それだけ注目度が高いのならすぐにでも買い手がつきそうだが、実際契約したのはキャンプイン直前の1月末。それもそのはず、誰もがウィーバーの実力を知っていたのだ。

マリナーズにしても、それが分からなかったはずはない。ただ他チームとの競争にことごとく破れたことで、選択肢がなかったのは事実。結果として売り手市場になり、ウィーバーに大金を払わざるを得なかったというのが本当のところだろう。

以前ペティットをババに例えた記事を書いたが、このウィーバーは正しく本物。ババ抜きをやるなら、両面が表のカードでは意味がない。そんな無意味なカードを作っているのは、昔から任天堂と決まっている。

関連記事:Old Maid

Video:
Wang dominates Mariners
Yankees' five-run sixth
Jeter goes 3-for-4

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