Wednesday, May 02, 2007

May1,07 @ TEX W10-1

Bittersweet win for Yanks
Box Score (MAJOR.JP)

Unfortunately、この言葉の意味するもの。

今月最初の対戦は同じく最下位のレンジャース、好スタートを切る条件としては悪くない。ヤンキースの先発は今季2度目の登板となるヒューズ、また開幕戦で元気な姿を見せたボビー・マーサーも解説に復帰した。ヒューズが勝ち投手になるようなことがあれば、悪いムードも一掃される。そんなことを思いながら、半ば傍観者的に観戦していた。

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さてそのヒューズだが、7回1アウトまでノーヒット。元気のないレンジャース打線に助けられたとはいえ、スローカーブとチェンジアップを巧みに使った投球は見事だった。この時点でヤンキースは9-0とリード、否が応にもノーヒッターの達成に注目が集まる。

ノーヒッターとは投手の夢、メジャーリーグ全体でも年に数えるぐらいしかない。仮に達成できれば、本人はもとよりチームにとっても大きなものになる。投球数は83と微妙ながら、残るアウトはたったの8つ。可能性は十分にある。

テシェイラを簡単に追い込み、カウントは2-0。さらに一歩近づいたと思われた矢先、悲劇は起こった。3球目を投げた直後、飛び上がるような仕草とともに悲痛な表情を浮かべたのである。

「I'm All Right」

ポサダの問いかけにこう答えたヒューズだが、実際は投げられる状態ではなかった。ウォンやムシーナと同じく左足の肉離れ、全治には最低でも1ヶ月はかかるそうだ。

放送席からはため息しか聞こえてこない。それもそのはず、前述の通りノーヒッターは投手の夢。そのチャンスに巡り会えることすら少ない。故障するのは仕方ないにしても、何もこんな時に起こらなくてもいい。

解説者は一様に、Unfortunatelyという言葉をを口にしていた。一般的には残念ながらという意味で使われることが多いが、この時ほど本来の意味(不運にも)を痛感したことはない。自分ではコントロールできないことだけに、悔やんでも悔やみきれないだろう。

マウンドを降りたヒューズに、一部のレンジャースファンまでもが温かい拍手を送る。こんな光景を目の当たりにすると、スポーツが好きで本当によかったと思う。

Video:
Yankees' four-run third
Yankees' big fifth
Phil Hughes talks about night

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