Thursday, December 28, 2006

Jaw, Leg And Pillow+

餌に釣られて再びカジノ。

ホテルのチェックイン後、エレベーターに乗って部屋に向かう。タダなので特に何も望んでいなかったが、部屋に入るなり驚かざるを得なかった。とにかく広く、よく見るとジャグジーまである。そう、ここはセミスイートなのである。


そういえば部屋が21階と聞かされた時、何か少しだけ胸騒ぎがした記憶がある。もちろんセミスイートなど初めての経験、それがまさかタダとは釣られた甲斐があったというもの。すでに500ドル相当どころの騒ぎではなく、これだけで儲かった気分になってくる。こんな時はサービスとはこうあるべきなどと思ってしまうから、人間とは本当に始末が悪い。

気分も十分満喫したのでエレベーターでカジノへ。何度見てもこの眺めはいい。今回は最初から1ドルスロットで遊ぶことにしたが、ものの10分で100ドルが消えていった。

その数分後、ベルの音と共に見慣れない絵柄が揃う。絵柄は全て違う種類、ベルが鳴るのも高額な配当とは限らないので隣の若い2人組に聞いた。

「これってどういう意味?」
「勝ったんだよ!」

期待した答ではなかったが、雰囲気から普通ではないことだけは分かった。ジャックポットを出したのである。しばらくして係員が来たので配当を聞くと税金の対象となる額だった。指定の用紙(Form W-2G)にサインして配当金を受け取る。それから数時間遊び、少し減らして1日目終了。

さすがに翌日は絶不調で、前日の勝ちがなくなるのも時間の問題だった。こうなってくると完全に感覚がマヒし、夢遊病者のように座っては移るを繰り返す。全てが曖昧で特異な時間が流れる中、再びベルが鳴る。今度はジャックポットなのがすぐに分かった。連日のジャックポットは初めてではないが、どう考えてもツイている。

その日の夜はホテル内にあるレストランでクリスマスディナー。と言ってもポイントで払ったので持ち出しはゼロ。酔った勢いでルーレットでもやるつもりだったが、幸か不幸か持病のIBS(過敏性腸症候群)が発症してしまい仕方なくホテルへ戻ることに。

最終日は若干減らしたところで見切りをつけ、新しくできたショッピングセンターで買い物。特に欲しいものはなかったが、これもクーポンを利用できたので意地汚く行ってみたというのが正直なところ。

結局この2泊3日で持ち出しはバス代の14ドルとチップだけ。それどころかボーナスまでもらっているのだから言うことはない。やはりたまには呑まれてみるのも悪くないようだ。

今回ジャックポットを2回出したが、実は同時にあるカードももらっていた。それはジャックポットウィナーだけが参加できる抽選会の応募カードで総額は25000ドル。2枚あることから考えても確率はかなり高いはずで、すでに鼻息は荒い。今度こそ呑まれると思うが、性懲りもなく来月も行くことになりそうである。

関連記事:3X Sheraton-1

3 comments:

Anonymous said...

すごく前の記事にレスすみません。。。
気づいてもらえるかな?

カジノってやっぱり難しいでしょうか。
500ドルあっという間か~…
これだけしか使わない!って最初から決めておいたほうがよさそうですね。
私だったらスロットとルーレット、ビデオポーカー、ミニバカラくらいかな、できるのは。
実際のカジノでやったことはないんですけどね(^_^;)

カジノは普通のかっこして行っても大丈夫なんでしょうか?

KMFIS said...

コメントありがとうございます。

やるものによって多少のコツはありますが、
基本的には運なので何とも言えないですね。

使う金額を決めるのも大事ですが、
100ドル単位で使うことをお勧めします。
少ない金額で遊ぶと精神的に萎縮するので。

少なくともアメリカのカジノでは、
例外を除けば普通の格好でOKです。
ただID(パスポートで可)だけは携帯して下さい。

詳しく聞きたいのであればメールを下さい。
知る限りのことは答えます。

カジノは大人のゲームセンターのようなものです。
まずはその雰囲気を楽しめばいいと思います。

Anonymous said...

大人のゲームセンター!
いいですねーー!!
行く少し前になったら何か質問させていただくかもしれません。
ありがとうございます!

偶然昨日、イチローが番組でカジノやってました。
ラスベガスだったかな?
カジノの後はいつものように野球についての自画自賛が始まりました。
彼らしかったです。




  Archive: