3X Sheraton-1
今年のサンクスギビングはアトランティックシティーのカジノ。
ほとんどのカジノには航空会社のマイレージクラブと同じような会員カードがあり、提携しているカジノならどこでも使えるようになっている。会員の主な特典はポイントに応じた間接的なキャッシュバックで、ポイントは収支とは無関係に使った金額によって加算される。
間接的と書いたのはそのポイントがレストランやショッピングなどでしか使えないためで、知る限りではお金は戻ってこない。ただ1日遊べば昼食代ぐらいはポイントでまかなえるので、会員になった方が間違いなく得だ。 (カード発行にはIDが必要、旅行者も可)
カードの使用法は簡単で、スロットマシーンならプレーする前に所定の場所に差し込めば自動的にポイントが加算される。テーブルゲームならチップを買う際お金と一緒に出せばいい。ポイントが貯まったら機械で希望のクーポンを発行できる。
また会員になると定期的に招待状のようなものが届き、それには実際に換金できるクーポン(*1)やカジノホテル(後述)に無料で宿泊できるオファーが同封されていることがある。
(*1)金額はそのカードのランクに依存(通常は10ドルから50ドル程度)
前置きが長くなったが、実は今回この無料で宿泊できるオファーを利用する予定だった。ところが1ヶ月以上も前に届いていたにもかかわらず、手続きしようとしたのは1週間前。当然サンクスギビングの前日など取れるはずもなく、せっかくのオファーはフイになった。
アトランティックシティーまではマンハッタンから高速バスで3時間弱。日帰りで行けないこともないが、やはり一泊した方がいろんな意味で楽しい。そこで前回使った手段を今回も使うことにした。
知らない人のために一応説明しておくと、カジノはそのほとんどがホテルに併設されていてそれらはカジノホテルと呼ばれる。カジノホテルに泊まればカジノは同じ建物内なので何かと便利だが、反面今回のようなピーク時や週末の宿泊料は高い。
その一方でアトランティックシティーにはカジノがないホテルもあり、それがネックとなっているためか宿泊料は相対的に安く設定されている。
前述の手段とはこのカジノがないホテルに泊まることで、すぐさまシェラトンのウェブサイトへ直行。案の定空室があり、一泊税込みで125ドル(クイーン×2)と料金も手ごろだったので躊躇なく予約した。
このシェラトンは主要のカジノホテルまでタクシーで5分ほどの距離にあり、料金にして6ドルほど。一応シェラトンなので部屋やサービスもそれなり、無理してカジノホテルに泊まるぐらいなら個人的にはこちらをお勧めする。
さて、当日はあいにくの雨だったがカジノに天気は関係ない。ポートオーソリティーまで歩き、チケット(往復で31ドル、うち17ドルはキャッシュバックされる)を買ってバスに乗り込んだ。(続く)
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