Wednesday, December 13, 2006

3X Sheraton-3

チェックアウトを済ませタクシーでバリーズへ。

逸る気持ちを抑えてまずはポイントの加算状況をチェックする。30ドルほど貯まっていたのでクーポンを発行しカフェで昼食、味わう間もなくカジノへ直行。この日は前日の敗因を考慮して1ドルスロットに照準を合わせることにした。

1ドルスロットの魅力は、それほど大きな絵柄が揃わなくても小銭が稼げること。ただ通常1回のプレーで3ドルが必要なため、悪いマシーンに当たるといとも簡単に100ドル札が飛んでいく。初心者や遊び程度のつもりなら手を出さない方が賢明かも知れない。

ジャックポットはなかったものの、前述の200ドル前後の当たりが何度も出たおかげで前日の負けを取り返すまで復活。この時点で一瞬止めることが頭をよぎるがよぎっただけ、気づけば前日の状態に戻っていた。こうなると歯止めが効かず、諦めの悪い性格も手伝ってさらに数時間。まさに相手の思うツボである。

案の定結果が思わしくないので、リセットも兼ねて夕食をとることにした。リセットが効いたのか夕食後はわりと調子がよく、気付くと夜の8時を回っていた。マンハッタン行きのバスは24時間あるが、あまり遅くなると気分的に帰るのが面倒になる。後ろ髪は引かれたが観念して帰ることにした。

収支はタイトルにあるようにホテル代が3倍になった程度。わざわざ安いホテルを探して結局3倍になったのは笑えるが、この程度なら負けたうちに入らずよく遊んだと言える。

帰りのバスでうとうとしていると何やら様子がおかしい。見るとバスが止まっている。どうやら渋滞しているようで、数キロ先まで真っ赤なテールランプが続いていた。ただよく見るとバスの前に車はなく、あるのは(高速)出口と表示された標識。つまり本線と出口の分岐のところで堂々と停車しているのである。

状況から考えて迂回するかどうか迷っているのは間違いない。ただこんな光景は日本ではまず見られないだろう。無礼講のマリファナしかり、さすが何でもありのアメリカ。もちろん程度問題だが、個人的にはこういうところが実に魅力的なのだ。

運転手が携帯電話で本社と連絡を取ってはいるが、なかなか結論が出ない。15分も経たないうちに乗客からは文句が出始め、運転手(D)もマイクを使ってそれに答える。内容が内容なだけに聞いているだけで面白い。

A 「止まっているだけじゃ意味がない」
D 「だから今それを調べているんだ」
B 「早くしろ」
D 「地図を取って来る」
C 「空気が悪いのでドアを数秒開けて」

結局迂回することになり、予定より1時間ほどオーバーしてマンハッタンに到着。不思議とほとんどの乗客が運転手にお礼を言ってバスを降りていく。

文句は言わないがお礼も言わない日本人、文句は言うがお礼も言うアメリカ人。どっちもどっちなら後者の方がずっと人間臭くていい。

社交辞令や習慣と片付ける人もいるだろうが、どちらがいいかはきちんと体験してから決めるべき。それでもむっつりスケベがお好みと言うなら、多少気持ち悪いが仕方がない。

帰宅した翌日、試しにクリスマス前の予約状況を調べてみた。実は以前書いたオファーは今年一杯有効だったので、懲りもせずまた行くことを考えているのである。今度は十分に空きがあり、しかも2泊できる。というわけで今月もカジノに行くことになった。

その数日後、最低25ドル保証で最高5万ドルが受け取れる趣旨のハガキが届いた。さらに46ドルのキャッシュと100ドル相当のポイントがボーナスで加算されたとのお知らせ。

宿泊費と合わせれば500ドルほどの価値はあるが、500ドルなどカジノではあっという間なのも事実。相手の術中にはまっている気もするが、酒と同じでたまには呑まれてみるのも悪くない。機会があればまた報告したいと思う。

3X Sheraton-1

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