Saturday, September 16, 2006

September16,06 vs BOS G-1 L2-5

Cano can't lift Yanks to win

両チーム合わせて14四死球、21残塁と散漫なゲーム。
ヤンキースは自滅に近い負け方で連勝は6でストップ。

始球式はYESの解説者で元メジャーリーガーのジム・カート。この日をもって球界から引退するためで、孫と一緒に投げる姿が微笑ましかった。

1959年、わずか20歳でワシントンセネターズからメジャーデビュー。79年から2年間はヤンキースに在籍、82年にはカージナルスでワールドチャンピオンに輝くなどメジャー在籍25年。通算成績は283勝237敗、防御率3.45、180完投。その後コーチを経て解説者として13年、実に50年もの間野球と携わってきたのである。ここにそれを振り返った映像があるので興味があれば是非見て欲しい。

解説者としてしかその姿は知らないが、デビッド・ウェルズの完全試合の実況は記憶に新しいところ。また高齢とは思えぬ独特の語り口も好きで、特に投手の技術論は参考になることが多かった。最後の仕事となるはずの放送が雨で流れてしまったのは残念で仕方がない。 (ゲストとしてFOXの放送には出演した)

ゲームの方はカノーのHRで2点を先制したものの逆転負け。この日はお互い決定打を欠き得点圏にランナーを置いてヤンキースは0/7、対するレッドソックスは3/17。一見これが敗因のように感じるがタイムリーヒットでの失点はわずかに2。残り3点のうち2点は押し出し四球とワイルドピッチによるもので、いずれもブルペンが足を引っ張る格好となった。

先発のウォンは5回9安打3失点1四球という内容で降板。珍しくファーストストライクが入らず、常にカウントを悪くしたのが好投できなかった主な原因。主審のストライクゾーンがかなり狭かったことも少なからず影響した。

一方のベケットは今季の成績を象徴するような投球。ここまでの成績は次の通りで被安打率に対して防御率が高いのが特徴。14勝10敗 防御率5.09 奪三振141 四死球77 被HR33 被安打率.246

この被安打率なら防御率は2点台でも不思議ではないが、実際は5点オーバー。これは被HR(リーグワースト2位)と四死球が多いためと考えられる。実際この日も四球の直後にHRを打たれており、たった4安打で2失点。四死球は別としても見たところ全投球の約7割がストレートで、配球を読まれやすいことがHRに繋がっていると思う。投球パターンと変化球のコマンドが今後の課題だろう。

2-4と2点ビハインドの9回、ビームがマウンドに上がる。何度となく触れているので簡単に書くが、防御率9点オーバーの投手をなぜこの場面で起用するのだろうか。案の定先頭打者に2ベースを打たれ致命的な5点目を与えてしまう。

捨てゲームなら分かるのだが、3点差となった翌9回2死1塁の場面でこの日オフのポサダを代打に送るというこれ以上ない醜い采配。これで名将、知将と言われるのだから世も末である。

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