Thursday, August 10, 2006

August10,06 @ CWS L4-5

Miscues costly in loss

打てない守れないAロッド 、残念ながらこれ以上の形容は思い付かない。
またも接戦(全て1点差)を落としこのカード1勝2敗と負け越し。
試合巧者ホワイトソックスに屈したと言うより自滅に近い格好なのが悔やまれる。

打てないAロッド:
まずは初回、デーモンの2ベースとジーターのヒットなどで1死2.3塁と先制のチャンス。ここでAロッドはあえなく三振、ポサダも倒れてこの回無得点。さらに2-4と2点ビハインドで向かえた6回、ジーターの四球とアブレイユのヒットで1死1.3塁。ここでもショートフライでランナーを帰すことができず、後続も倒れこの回も無得点に終わる。1点差のゲームだっただけに、この二度の好機で得点できなかったことは敗因の一つと言っていい。

再三触れているが、Aロッドがこのような凡退を繰り返すのは深刻な問題である。データによると過去17回の同様の好機(無死、又は1死でランナーが3塁)で打点をあげたのはたったの5回(29%)しかない。Aロッドを除くとリーグワーストはツインズのカダイヤーで38%、29%がいかに低い数字か分かるだろう。

また昨季のAロッドは40%、ヤンキース全体(今季)では55%という数字で今季に限って言えば得点圏打率は自身の打率を上回っている。つまり今季が特に悪いだけでなく、Aロッドがプレッシャーに弱い選手であることが証明されているのである。当然そんな選手が4番に座れば得点効率は落ち、接戦になればなるほど勝率は下がるといった図式になる。

言い換えれば打順を組みなおすことで確実に勝率は上がるのわけで、松井やシェフィールドが復帰したタイミングが一つのポイントになる。個人的にはAロッドを2番、チャンスに強い(得点圏打率.400前後、リーグ2位)ジーターを3番、4.5番にアブレイユとジアンビという打順が今のところ最適だと思う。

守れないAロッド:
両チーム無得点で向かえた2回無死1.2塁、マウンド上にはムシーナ。次打者クリーディーは平凡なサードゴロ、併殺と思われたがこれをAロッドがセカンドに悪送球。2死3塁となるはずが1点を先制されなおも無死1.3塁のピンチに取って代わる。続くシントロンはレフト前ヒット、これを連鎖反応のごとくカブレラが後逸しさらに2点を追加される。次打者アンダーソンは三振に倒れたものの続くポドセニックにもセンター前へ運ばれ合計4失点。まさに7/20のブルージェイズ戦と同じような展開でこれが致命傷となった。

それにしてもムシーナはツキがない。ムシーナが登板した25試合中、ヤンキースは15個ものエラーを記録している。またこの悪送球で勝ち星はおろか負け投手、おまけに余分な自責点(この回2、日本では1)まで背負わされてしまうのである。マウンド上で何とか冷静になろうと必死の表情が実に印象的だった。

悪送球がなければ2回の失点は1、その後ホワイトソックスには1点しか与えていない。Aロッドが好機で凡退してもヤンキースは4得点しているのだから明らかに勝てたゲームである。こんなゲームをやっているようではワールドシリーズはおろかプレーオフさえ見えてこない。このゲームの戦犯はもちろんAロッド、それは間違いないがその一方で選手は使われる側であることもまた事実である。つまり見方を変えれば今後の行方は指揮官のトーリ次第と言えなくもない。

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