Saturday, July 29, 2006

July29,06 vs TB L6-19

Unit, 'pen pounded

完封勝利の翌日は先発全員安打、全員得点の19失点。
敗因は主に三つある。

1. 先発のランディ・ジョンソン
2. 3回のヤンキースの攻撃
3. 投手交代

1. 全体的に制球が悪く高めに浮く球が目立つなど出来そのものが悪かったのは確かだが、2死からの合計6失点(2、3回)が全てと言える。特にスランプ中(月間打率.116、リーグワースト)のゴームスをいずれも四球で出塁させたのがさらに傷口を広げた。

2. 2点差に追い上げた3回、なおも1死1.3塁で打者フィリップス。初球のボール球を打ち上げキャッチャーフライ、後続も倒れこの回2点止まりで攻撃を終えた。昨日のゲームでも触れた通り、こういった場面で確実に得点できていればその後の展開も変わっていた可能性はある。

3. 先発のランディ・ジョンソンは4回1死1.2塁、3点ビハインドという状況で降板。ヤンキースの攻撃はまだ6回も残っており、デビルレイズのブルペンはリーグワーストの防御率(5.22)である。従ってこの回を最小失点で切り抜けることができればまだまだ十分勝算はあるわけだ。最小失点で切り抜けるための必要十分条件、それはブルペンにいる最高の投手をこの場面で登板させることである。

トーリが選択したのはチャコーン。トーリのことなのでおそらく先日のレンジャース戦での好投(無視満塁を無失点に抑えた)を考慮してのことだろう。

ただしこの采配は大いに疑問である。まず第一にレンジャース戦で無視満塁を無失点に抑えはしたが、その内容は決してよくなかった。1死後のピッチャーライナー(痛烈な当たり)が運良くグラブに収まり併殺、抜けていればさらに失点していたからである。

第二にたった一度ピンチを救ったからと言って、それだけで起用するのは余りにも理由として乏しい。元々チャコーンは先発から中継ぎに降格、降格された後も信頼を失っているせいか中継ぎとしてもほとんど登板していない。仮に前回の登板が好投に見えたとしても、それだけで信頼が回復するとも思えないのである。ではなぜトーリはチャコーンをマウンドに送ったのだろうか?理由は簡単でトーリは基本的にパターンで采配を振るう監督だからである。

ヤンキース戦をを長年見ていれば分かることだが、例えば投手起用に関して言うと7、8、9回に登板する投手が予め決まっている。今年の場合で言えばプロクター、ファーンズワース、リベラがそれぞれ該当する。つまりそのパターンから外れた投手から選択した、ただそれだけの理由なのである。選択基準はおそらく先日の好投と元々先発投手(ロングリリーフが可能に見える)ということぐらいであろう。

結局チャコーンは四死球とヒットでさらに3点を奪われ、4-10ともはや逆転が難しい状況を作ってしまう。リベラを使え(個人的には十分同意できる)とは言わないが、少なくともプロクターかビローン(14点ビハインドの9回、敗戦処理で起用)あたりを登板させるべきである。そういう必死さが勝敗を左右する上で重要であり、最もファンが望むもことの一つでもあるからだ。

これを書いてる時点でヤンキースがフィリーズとのトレードに合意したとのニュースが入って来た。獲得するのは外野手のアブレイユとライドルという投手らしい。もしこれが本当なら外野手を獲ってどうする?というのが率直な感想である。

ムシーナとウォン以外の三人の防御率(ランディ・ジョンソン5.07、ライト4.73、ポンソン10.00)がそれを物語っているように、今のヤンキースに必要なのは先発投手であることは疑いようもない。(ポンソンはヤンキース移籍後の防御率)

ライドルのスタッツを調べてみたがキャリアトータルで防御率4.54被安打率.323と決していい投手とは言えず、数字の上では補強と呼ぶには相応しくない。それどころかシェフィールドと松井が復帰すればレギュラー級の外野手が4人、そのうち一人をDHで起用してもカブレラとバーニーが余ってしまうのである。

トーリしかりGMキャッシュマンしかり。
まったく何を考えているのか。

No comments:

  Archive: