Saturday, October 16, 2010

ALCS 2010 @ TEX G-1 W6-5

NY stuns Texas: You could've heard a 'pen drop
レンジャーズ vs. ヤンキース [2010年10月16日]

レンジャースの自滅で逆転勝ち

投手継投は本来(相対的な)好結果が望める場合に有効な手段。投手を代えれば抑えられるわけではなく、そこに根拠がなければ結果はついてこない。ところが実際は打たれたり失点した事実が根拠になることがほとんど。投球内容やヒットの質はあまり考慮されず、継投がピンチを脱する術だという認識がまかり通っている。

8回の継投(打者/投球数) オリバー2/13 オデイ1/1 ラパーダ1/1 ホランド4/23

レンジャースの監督ワシントンもその1人。この日もアウト3つを取るために4人もの投手を継ぎこむ有様。もちろんきちんとした根拠があれば問題ないが、例えば左に強いテームス(*1)に左投手をぶつけるなど疑問点は少なくない。(*1)対左.300、対右.268

オガンド 防御率1.30 投球回41.2 被安打31 奪三振39 WHIP1.13

もう1つの問題は好投手のオガンドと抑えのフェリースを最後まで温存したこと。特に前者はかなりの逸材で、防御率もブルペン中最も低い。実質的なセットアッパーではないものの、シーズン中の起用法からして登板させることはできたはず。ましてやサバシアを攻略してのALCS初戦。仮にフェリースを投入しても誰も文句は言わない。

DaigoRedSox テキサス・レンジャーズ、1961年に球団ができて以来、一度も本拠地でプレイオフの試合に勝ったことがない。合計、プレイオフ出場は4回目、本拠地での成績は7戦7敗。今年はここまで3戦3敗」

野球というゲームは投手有利なので打った方を褒めるべきかも知れないが、この試合に限ってはレンジャースの自滅。エースを立てて挑んだ試合だけに、ヤンキースとしては大きな1勝になった。ちなみにサバシアの登板間隔については休養十分とも言えるので議論する意味がない。

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ALCS 2010 @ TEX G-2 L2-7

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