Thursday, April 08, 2010

Jakob Dylan, Truth For A Truth

第6段階

頭の中が嫌なことで埋め尽くされていると、他人の体を生きているような感覚になることがある。エリザベス・キューブラー=ロスが著書の中で死に直面した人の心理を5段階で表しているが、直感的には最後の2つがこれに近い。


Women And Country (2010)

死者の声を聞けるなら、第6段階は何になるのか。多少の痛みを伴っても、実感のある世界に戻りたいのではないだろうか。今朝の自分がまさにそうだった。辛さを感じない世界に心地よさを感じながらも、やはり他人の体では生きられない。

実感のある世界に戻るためには、昇華する作業が必要。媒体としては酒か音楽が手っ取り早い。そう思った瞬間、自然と涙が出た。奥歯に力が入るあの感じ。これが生きるということなのだろう。媒体になったのはこの曲だった。

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