WBC 2009 R-1 CHN 0 @ JPN 4
日本 vs. 中国 1次ラウンドA組 ゲーム1
Boxscore: China vs. Japan - March 5, 2009
こちらに住んでいると、日本の野球に疎くなる。かつては熱狂的な中日ファンだったが、やはり試合を見ないことには始らない。活字やデータを追ってもつまらないし、以前それで失敗した経験もある。そういうわけで、この試合にはちょっと興味があった。
大方の予想に反しての苦戦。シャットアウト勝ちはいいとしても、格下(*1)相手に5安打はいただけない。中国には参加するだけで満足というような雰囲気さえあったから、今後が不安になるのも当然だろう。打線は水ものというが、それを象徴するような試合だった。(*1)中国は平均体重もワースト/最軽量
ダルビッシュ有:
確かに速い。スピードガン表示はなかったものの、93マイル前後は出ていたと思う。スナップを使って投げるフォームも印象的だった。ただもう1つの武器といわれる変化球(*2)は期待外れ。コマンド、キレともに物足りない。本来は多彩な変化球を投げるらしいので、次回の登板も見てみたい。(*2)この日はほとんどがスライダー
村田修一:
タイトルホルダーの名に恥じぬ、なかなかの好打者。重心を落として打ったHRも素晴らしいが、第1打席のライトフライがそれを物語っている。多少差し込まれても振り切って外野まで運べる(逆方向)のは一流の証。大打者と呼ばれる選手はこのタイプが多い。残念ながらバットを合わせてしまう松井には真似できない。
劉凱(Liu Kai リュウカイ):
この日4番手として登板した中国の選手。気づいた人も多いと思うが、とにかく岡島に似ている。頸(けい)反射を使って投げるフォームや、軌道の怪しい変化球。顔までそっくりだったのにはさすがに驚いた。現在ヤンキース傘下のGulf Coast Yankeesに所属しているらしい。
WBC連覇でも、日本球界は浮かばれない?(上)
試合とは関係ないが、この記事が面白かった。偏向記事ばかりのスポーツサイトとは違って、実に読み応えがある。ちなみに2ページ目以降を読むには会員登録が必要。
Video:
Recap: Japan 4, China 0
4 comments:
この大会はメジャーリーグが公開トライアウトをすることと、メジャーリーグを世界に宣伝するための大会ですからね。これに見事に乗っかる日本メディアも流石にアメリカの犬ですね(笑)
中国が台湾を破りましたね、驚きました。日韓戦はつまらないゲームでしたね。
彼が打ってしまいました。
でも彼が打たないと勝てないのも事実。
難しいところです。
ゴジラさん、こんにちは。
それを欲する精神性の問題もあります。
MLBの思惑やシステムを別とすれば、
釣り合いは取れているんじゃないでしょうか。
>中国が台湾を破りましたね
韓国との対戦をちょっと見ただけですが、
台湾の投手はかなり酷かったです。
>日韓戦
途中から何となく見てました。
日本のお祭り騒ぎが目に浮かびます。
樹里亜さん、こんにちは。
リードオフマンだけに気持ちは分かりますが、
あのメンツなら十分勝負になると思います。
むしろ心配なのは投手ですね。
相手が変われば簡単にはいかないでしょう。
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