Monday, December 15, 2008

Starting Over

Starting Over: 再出発、やり直し

ニューヨークに戻ってきた。友人からもらった悪魔とダニエル・ジョンストンを見て、興奮しながら朝方就寝。目が覚めたのは夕方の4時だった。レンタルした携帯電話を返しに外に出ると、まるで秋のような暖かさ。このまま散歩したくなるほど気持ちがいい。道行く人や街並みを眺めながら、いつまでここに居られるだろうと考えていた。

アメリカ発の金融不安は100年に1度ともいわれる世界的な不況を引き起こした。今回の帰国でその双方を体験したわけだが、日本のニュースを見ていると文字通り世界規模なのが分かる。連日のように報道される業務縮小や派遣切り。弟が派遣で働いていることもあって、すでに他人事ではなくなってきた。

契約打ち切られ、生活保護申請次々 マツダの元派遣社員

一連のニュースには、同情できるものとそうでないものがある。例えばこのニュース。住むところがなくなるというのは、人間にとって何よりも辛い。年齢的に再就職が難しい人もいるだろうし、だからこそ審査の厳しい生活保護が受理されたとも考えられる。必ずしもサポートすべきだとは思わないが、少なくとも同情には値するだろう。

内定取り消し学生に100万円を提示 日本綜合地所
入社の内定取り消しに保証金100万円

こちらはまったく逆で、同情どころか腹が立つ。雇用や解雇に関する規定は詳しくないが、内定を通達したからといって保証する義務はないはず。入社1日目に解雇されるケースもあるわけで、その場合は解雇予告手当と失業手当を受け取る。

解雇予告手当(450万/12)+雇用保険(6330×90)=944700

解雇予告手当は年収の12分の1、失業手当の受給金額は上限が6330円で90日分。仮に年収を450万円としても、被雇用者が受け取れる金額は最大で95万円と100万に満たない。わずらわしい手続きもなく、そもそも正式に入社していないのだから何の文句があるというのか。

実際に働いている社員が給与をカットされている一方で、内定者には保証金として100万円の支給。もし自分が社員なら、当初の42万でさえ反対すると思う。マツダのように再就職が難しい年齢ならともかく、こういう感覚はちょっと理解できない。

人生計画が狂ったのは事実だろうが、一筆書きで決まることはまずない。大半は何らかの形で修正を余儀なくされるはずで、率直に言って時代遅れ。身勝手と言った方が適切かも知れない。就職活動に費やした労力を問題にするなら、そういう人は北朝鮮にでも行くのがよろしい。

My Life Is Starting Over Again

前述のダニエル・ジョンストンに、こんなタイトルの曲がある。物事は最初が肝心というが、実際は最初などいくらでもある。やり直し(Starting Over)が効いてこその人生。そうでなければ、面白くも何ともない。

参考サイト:
解雇 - Wikipedia
給付金額・給付日数一覧表 雇用保険ポータル

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