Saturday, October 18, 2008

ALCS 2008 G-5 TB 7 @ BOS 8

Sox suddenly surging
Box Score (MAJOR.JP)

王者の洗礼

6回を終わってレイズが7点のリード。後がないレッドソックスは、残り3イニングで最低でも7点取らなくては勝てない。誰もがレイズの勝利を信じて疑わなかったはずだが、結果はご覧の通り。延長戦にすらならなかった。

出塁率=(8+残塁-エラー)/(3×3-1)>.500

この状況でサヨナラ勝ちするには、少なくとも8人の出塁が条件。単純にアウトカウントで割っても出塁率は.500。実際は残塁もあるから、分子はもう少し増える。つまり2人に1人以上が出塁しなければ実現できないわけで、通常こんなことは起こらない。

窃盗の被害に遭う人の多くは、油断や防犯上の落ち度が原因。その確率の低さから不運で片付ける人もいるが、きちんと対処していれば大抵は防げる。今回のケースもまったく同じ。やり方次第で、勝敗は逆になっていたと思う。

7回2死1.3塁(7-1) オティース(対左.221、右.279)→3ランHR

今季のオティースは特に左投手に弱い。打たれたバルフォーは右投手で、この回だけで3本のヒットを許している。ブルペンに3人の左投手が残っていたことから、万全を期するなら継投する選択肢はあった。

9回2死2塁(7-6) ベイ(対左.252、右.296)→敬遠→2死1.2塁→
ドリュー(対左.284、右.279)→サヨナラヒット

マウンド上のハウエルは左投手。ドリューとの対戦成績は7打数4安打と分が悪い。歩かせたベイはこの日ヒットがなく、一方のドリューは前の打席でHRを打っている。今季に限れば左に弱いのはむしろベイの方で、この采配はちょっと頂けない。

誤解のないように書いておくと、レイズ(マドン)を非難するつもりはない。戦い方に問題があったのは事実だが、どんな理由があるにせよ土壇場でひっくり返したレッドソックスは称賛に値する。若いレイズに王者の洗礼。そんな形容がしっくりくる試合だった。

Video:
Recap: TB 7, BOS 8 Gm 5
Sox react to walk-off win
Kazmir's seven strikeouts
TB Clubhouse Gm 5

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