Wednesday, June 18, 2008

Stick Around, Wille!

今季不振のメッツがついに決断、ランドルフ監督らを解任
Mets fire Randolph; Peterson, Nieto also dismissed

一般企業や政治の世界では、何か問題があればトップが責任を取る。そんなことをしても大抵は好転しないが、世間を黙らせるためには有効。お客様は神様の理屈で、迎合することに終始してしまっている。



今回のケースも同じ。首を挿げ替えたところで本質的には何も変わらないし、ペイロールが問題な以上GMのミナヤにも責任がある。解任の決断を下せる立場にあったのがミナヤなら、誰が辞めるべきかは明らか。問題発言をいいことに、体よく扱われたランドルフが詰め腹を切らされたわけだ。

歴代勝率ベスト3: ジョンソン.588 ランドルフ.544 バレンタイン.534

人種差別を口にすること自体、監督として不適格と考える人もいると思う。実際それが原因でチーム不和が生まれたことは否定できない。ただ本当にそんなことがあったとしたら、それでも軽々しく不適格と言えるだろうか。少なくとも自分には言えない。

「火のないところに煙は立たない」

彼らに被差別意識があるのは事実だとしても、(ニューヨークの)黒人監督が未だにランドルフ1人というのは不自然。直接は当てはまらないが、実はジラルディが選ばれた理由の1つはこれだと思っている。

巻き起こったメッツの監督解任騒動

単一民族意識の強い日本人にはピンとこないかも知れないが、こういうことはあってはならない。たとえそれが事実でなくても、こんな話題が出てくること自体が問題なのだ。以下はこのビデオのコメント欄にあった一節。何だか知らないが、久しぶりに泣けてきた。

「This firing was very classless and unprofessional. I hope Wille gets another job as manager.」

「今回の解任は非常に低俗で、プロフェッショナルとは程遠い。いつの日か、是非監督として復帰して欲しい。」

Playlist Updated:
パンクなオヤジ、Graham ParkerのStick To Me. Stick Around, Wille!

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関連記事:
Believe Yourself

関連サイト:
ウィリー・ランドルフ - Wikipedia
ニューヨーク・メッツ - Wikipedia

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