Friday, September 14, 2007

September13,07 @ TOR L1-2

Kennedy's gem spoiled
Box Score (MAJOR.JP)

5.5ゲーム差で敵地へ。

先発のケネディーは7回を投げて1安打無失点。チェンジアップが面白いように決まり、時折スライダーを混ぜるなど打者に的を絞らせなかった。コマンドの精度も高く、全体的にボールが低めに集まっていたのも好投の要因。

先日の記事でケネディーを本格派と書いたが、この日のピッチングを見る限り力で押すタイプではない。2種類のストレートと、多彩な変化球(*1)を投げ分ける技巧派と言った方が近い。訂正してお詫びする。(*1)スライダー、スローカーブ、チェンジアップなど

ヤンキース打線は相手先発バーネットの前に4安打と沈黙。内容的には前日の試合と似ているが、やはりそう上手くはいかない。連敗しなかっただけマシ、こういうこともあると割り切るしかないだろう。

参考:Burnett fans eight

ただし好投手が相手になると、途端に弱さが露呈してしまうのも事実。今に始まったことではないが、こういう負け方をするとプレーオフが心配になる。

真の強さとは調子の波に左右されず、いつでも一定の期待値で試合に望めることを指す。打撃に頼るチームは短期決戦では不利という見方もあるようだが、個人的には単に弱いとしか思えない。

こうしていれば勝てたというポイントはなかったものの、反省材料はあった。同点で迎えた9回ウラ無死2塁、バッターボックスにはこの日2ベースを打っているトーマス。1点取られれば負けが確定するのだから、ここは敬遠するのがセオリー。

1.2塁にしておけばホーム以外でフォースアウトが可能、内野安打にも対応できる。併殺のメリットがあるのは言うまでもない。付け加えると、次打者は左のステアーズ。バントが上手いかどうかは不明だが、少なくとも左投手をぶつける選択肢はあった。

フライアウトが多くバントは考えにくいトーマスとはいえ、引き算すればどちらが得かは明らか。結局センター前に運ばれてサヨナラ負け。これぞ草野球、接戦に弱いのも頷ける。ちなみに8回にも1死2塁という場面があり、その時も同様に勝負している。

Video:
Damon's homer
Damon gives $20 to a kid

2 comments:

Anonymous said...

今晩はですKMFIS様。既にNaripon氏のブログでお会いしている雪娘です、初めまして。
先日はL.Vの件で有難う御座いました。
ばかばかしいなんてとんでもない!私自身ダウンロードが出来なかったので、大変嬉しかったです。
私もグラフの大ファンでした。

貴殿にはいつかいつかメッセージを出したいと思っていました。
何故ならアラン・パーカー監督の名前が出たからなんです。Naripon氏のブログで知った皆さんのを毎日読んでいますが、本当に楽しいです。
私にとってのアラン・PはもうM・エクスプレスとエンゼル・ハートなのです。特に後者は原作まで購入して映画館で見た作品です。
逆にM・バーニングをどうしようか?いつも悩んでいます。

もっとお話をしたいのですが、まずこのお礼文が無事にNYに届かないといけないので。
それに取り敢えずはNYYKの勝ちの方が大事ですからね。個人的にはALL BLACKSの優勝なんですが・・・・

まずはお礼まで、おやすみなさい。

KMFIS said...

初めまして。

お礼を言うのはこちらの方で、
あんなにいいものを教えてもらって嬉しいです。
他人の目を通して見たNYは、
この街が大好きな僕にとって興味深いです。

アラン・パーカーは最も好きな監督の1人です。
メッセージの方向性に共感できるのが理由ですね。
どのように悩んでいるかは分かりませんが、
ミシシッピーバーニングは大好きです。
後半に出てくるあのセリフは一生忘れないでしょう。

何かありましたら気軽にコメントして下さいね。
おやすみなさい。




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