Saturday, August 11, 2007

August10,07 @ CLE W6-1

Bombers keep it up
Box Score (MAJOR.JP)

ルーキーリレーで快勝。

トレード期限も終了、故障者も復帰しておおよその布陣は決まった。オールスター明けは対戦相手に恵まれてきたが、これからは月末まで厄介なカードが続く。スケジュールも過酷で、ここが文字通りの正念場。逆に9月は下位チームとの対戦が多く、8月を無事に乗り切れば地区優勝も夢ではない。

先発のヒューズは6回を4安打1失点前回のようにバテることもなく最後まで球速も落ちなかった。ストレートとスローカーブ主体の緩急で勝負するタイプだけに、球速さえ出ていればある程度のピッチングはできる。球数が多かったのが唯一の反省材料。

圧巻だったのは2回をパーフェクトに抑えたチェンバーレイン。リベラがそうであるように、マウンドに上がっただけで相手が諦めたくなるような雰囲気さえ漂っていた。勝負度胸もありそうで、先日デビューしたばかりとは思えない。

クレメンスの出場停止処分で、14日のオリオールズ戦はカーステンズが先発するらしい。経験の差で決めたのだろうが、こんなところでリリーフさせるぐらいならチェンバーレインを使うべき。相手がオリオールズなら、テストするには打ってつけのタイミングでもある。

段階を踏むと言えば聞こえはいいが、実際は見極める能力がないだけで後手に回っているに過ぎない。イエスと言えない日本人ではないが、事が起こってから対処していたのでは得るものは少ないのである。

Notes: No appeal for Clemens

追記:この記事によれば、カーステンズの代わりにルーキーのイアン・ケネディを先発させるプランもあるようだ。実力は未知数でも、頭打ちの投手を先発させるよりはずっといい。

井川、パドレスへ移籍か=米メディア報道

資金繰りの問題があるとも思えないが、コストに見合った働きをしていないのは事実。ただ移籍後に活躍するようなことがあれば、それこそ金をドブに捨てることになる。何のために複数年契約をしたのか、もう一度思い返すべきだろう。

単純に不要な選手を処分したいのなら、そういう選手は山ほどいる。例えば前述のカーステンズ、今季の被安打率は.380(WHIPは2.25)でメジャーリーガーの数字ではない。このままの数字で終わるとは思わないが、投手としての強調材料はないに等しい。もっとも欲しがるチームがあればの話で、あったところで旨味は期待できない。

見かけ上は好投手のカルモーナを打ち崩した格好だが、ラッキーなヒットや相手の守備にも助けられた。主砲のハフナーが欠場(このシリーズ全休)していたのも大きい。次の相手はバード、被安打率(.295)から言っても攻略は時間の問題だと思う。防御率は悪いが、むしろ明日のウエストブルックの方が手強いはず。

Video:
A-Rod's 37th
Jeter goes 3-for-4
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