Tuesday, June 19, 2007

There's A Will, There's A Way

第107回全米オープンゴルフ
2007 U.S. Open Championship

久しぶりにゴルフを観た。野球にかまけていると、なかなか他のスポーツを観るチャンスがない。そういう意味では新鮮で、メジャー大会ということもあってかなり楽しめた。ちなみに優勝したのはアルゼンチン出身のカブレラという選手、PGAツアー初勝利がU.S.オープンという偉業を成し遂げた。

ゴルフはメンタルのスポーツと言われる。メンタルの影響を受けないスポーツなどないに等しいが、持続的な集中力とミリ単位の精度を要求されるだけに間違ってはいない。感情のコントロールは立派な技術であり、それはトッププロほど徹底されているように見える。内面までは分かり得ないが、それを表に出す選手が少ないのは偶然ではないだろう。

ゴルフと言えばタイガー・ウッズ、弱冠31歳にして生きる伝説と化している人物だ。全てが突き抜けた領域にあり、前述のメンタル面においても例外ではない。ただしこのタイガー、感情の起伏はかなり激しい。

ミスショット後にクラブを投げつけるのは日常茶飯事で、大事なパットを外せばあからさまに落ち込む。反対にここ一番で見せるガッツポーズは、ゴルフということを忘れさせるほどの迫力がある。

常識的な見方をすれば、こういう選手はゴルフ向きではない。ところが実際はその逆で、実に安定した成績(*1)を残している。 そんな杓子定規が通用しないのが、タイガーのタイガーたる所以なのだろう。(*1)世界ランキングUSPGA部門別ランキング

気持ちがキレそうでキレない、レッドゾーンまではいくが壊れる寸前で思い止まる。その振幅の大きさがスーパーショットを生み、タイガーチャージの原動力になっている気がする。今回は残念ながら敗れたが、タイガーの魅力が色濃く反映された大会だった。

松井秀喜と谷亮子、そしてタイガー・ウッズ。尊敬に値する人物は誰かと聞かれたら、真っ先にこの3人が思い浮かぶ。それぞれタイプは違うものの、共通しているのは勝利への執着心。我々一般人にとっては、目標という言葉に置き換えると実感が湧くはずだ。

優先順位が分かっていても、その通りに生きられないのが人間。それを妨げているのは些細なことであり、一時的な欲望に打ち勝てない結果でもある。せっかくこの世に生まれたのだから、願わくばこんな生き方をしてみたい。結果はどうであれ、生き抜いたという自負に勝るものはないのだから。

2 comments:

Anonymous said...

松井秀喜、王貞治、(今は)桑田真澄かな?

長嶋茂雄はあの瞬間に逝ってしまった方が
さらなる「伝説」になった気がしますが。
(って畏れ多いですね。。。)

KMFIS said...

コメントありがとうございます。

樹里亜さんもスポーツ選手ばかりですね。
それともあえてそこから選んだんでしょうか?
いずれにしても巨人ファンなのは分かります。




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