April18,07 vs CLE W9-2
A-Rod belts No. 9
Box Score (MAJOR.JP)
前日に引き続き、よくも悪くもヤンキースらしいゲーム。
この日の井川は過去2回とは見違えるような投球。チェンジアップが面白いように決まり、スライダーも冴えていた。また課題の制球難も克服し、ファーストストライク(*1)は実に80%以上。去年のムシーナが70%でメジャートップだったことを考えると、この数字の価値が分かると思う。(*1)これまでは43%で、メジャーワーストに近い数字
一般的にファーストストライクは、被安打率に大きく影響すると言われている。加えてチェンジアップとスライダーが使えるようになれば、先発として十分やっていけるはず。いずれにしても短期間でここまで修正してきたのは、まさにプロフェッショナル。真面目な井川のことなので、今後さらに精度を上げてくるだろう。
念願の初勝利挙げた井川、残された最大の課題とは?
ただし記事中にもあるように、本人は結果に満足していない様子。試合終了後に見せた笑みに、どこか陰りがあったのも頷ける。もっと長いイニングを投げたかったのだと思うが、6回で92球では仕方がない。
解説のポール・オニールも言っていたが、この日の主審はいい加減な判定が多かった。不運なヒットも多く、調子さえ維持できれば次回は満足できる結果が残せると思う。何より嬉しいのは初勝利に一喜一憂しないところ、志が高いのは頼もしい限りだ。
松坂のように最初からステージに上がる必要はない。松井の言葉を借りれば一歩一歩階段を上り、最終的に上がればいいのである。
ゲームの方は3回に打者10人の猛攻で5点を上げ逆転、AロッドとジアンビのHRで突き放した。ちなみにAロッドは目下二冠王、13試合目にして9本のHRはフランチャイズレコードと記録ずくめ。右方向の打球が減っているのは気がかりだが、チーム内の雰囲気が明るいうちはそれほど心配する必要もないだろう。
2007 All-Star Online Ballot
早くもオールスターの投票が始まった。
Video:
Cano's flip starts DP
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