Sunday, March 18, 2007

Spring Game @ PHI L2-3

Pettitte shines, but Yankees fall

セントパトリックデーのこの日、フィリーズはアイリッシュカラーであるグリーンの帽子とユニフォームで登場した。ヤンキースの先発ペティットは5回を投げて被安打2、無失点の好投。コマンドさえ機能すれば、結果を残せることを証明したかのような内容だった。

このゲーム、ちょっと面白い場面があったので紹介しておく。9回表のヤンキースは無得点、この時点でフィリーズがリードしていたため通常ならゲームセットである。ところがゲームは続行、これにはファンだけでなく選手たちまでも戸惑っていた。

どうやらヤンキースは2番手のパバーノに4イニング投げさせたかったようで、フィリーズ側が承諾すれば続行は可能ということらしい。その後1死2.3塁となったところでヤンキースがギブアップ、結局目的は果たせずに終わった。

さてそのパバーノだが、この日がオープン戦3度目の登板となる。スタメンのマスクを被っていたのはチャベスだったが、パバーノに合わせてポサダにスイッチ。首脳陣にとって、いかに関心が高いか分かる。成績は以下の通りで、下段はオープン戦通算。

Carl Pavano / カール・パバーノ 投球回3.1 被安打4 与四死球3 奪三振1
Carl Pavano / カール・パバーノ 投球回8.1 被安打10 与四死球6 奪三振3

打たれたヒットのうち1本は当たり損ね、もう1本は記録上のヒットで実質的にはフィリップスのエラー。さらに難しいボールを打たれたりと、内容は数字ほど悪くない。明らかにストライクゾーンを外れたボールも少なく、ほとんどが低めにコントロールされていた。

この内容なら5番手としては合格だが、オープン戦通算の防御率は5.62。印象や数字で判断しがちな首脳陣からすれば、このところ好投しているカーステンズが頭に浮かんでいることだろう。ブルペン同様、先発争いもし烈になってきた。

2 comments:

Anonymous said...

KMFIS様

ボク、Masamiです。ボクもなんどかここに書き込みをしているのですが、うまく乗りません。どうしたらここに書き込めるのか…。
ボクはKMFIS様の記事を読んでいます。とても参考になります。今後、自分のブログにここの記事を参考にした場合は、必ずクレジットを入れることを約束します。大変なご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。

KMFIS said...

僕がコメントを残した記事に関しては、
参考というより転載ですね。
使っている語句までそっくりですから。

ネットの性質上、転載はある意味仕方がありません。
ただし同じポータルサイトの参加者同士で、
となると話は違ってきます。
目に見えるところでやらなくても、
というのが正直なところです。

参考にしてくれるのは嬉しいですが、
自分の言葉で書いた方がMasamiさんも楽でしょう。

そちらに書いた通り引用も転載も構いませんが、
転載した時は、せめて一言書いて下さい。
よろしくお願いします。




  Archive: