Jeff Buckley, Grace
燃え尽きるということ
ジェフ・バックリーの父は、偉大なアーティストであるティム・バックリー。類まれな才能を受け継ぎながら、父と同じように(*1)若くして死んでしまったのは非常に残念。(*1)ティム・バックリーは28歳でオーバードーズ、ジェフ・バックリーは30歳で溺死
その短い生涯で、最初で最後のオリジナルアルバムとなるのがこのGrace。たった1枚だが、ジェフ・バックリーの集大成と言えるアルバムだと思う。
Grace (1994)
アルバムタイトルにもなっているこの曲は、ジャニス・ジョップリンを思わせるほどスピリチュアル。これだけのエネルギーを放出されては、その先は焼け野原しか思い浮かばない。彼の前ではジャンルなど無意味、素直にそう思える曲である。
いつ削除されるか分からないが、今ならミュージックビデオを観ることができる。ロックが好きではない人にもお勧めなので、興味があれば是非聴いてみて欲しい。
Play Music Video (Musicbox)
Play And Buy (Amazon.co.jp)
Play Best Tracks
Playlist Updated:
父ティム・バックリーの名曲、カバーしているのはイギリスのThis Mortal Coil.
Play Sub Tracks
Jeff Buckley Official Website
Index: Best Tracks
4 comments:
いただき! こちらのlinkにしときますね、ありがとー。こちらは菜の花が満開で春、春、春、見渡す限りの春でございます。-Have a great weekend.
気に入ってもらえるといいんですが。
ちなみにこの人たちのアルバム、かなりお勧めです。
この曲が好きなら、まず買って損はないと思います。
週末は残念ながら仕事です。いい週末を。
こんばんは。
ジェフ・バックリィの全身全霊の歌唱にはほんとうにしびれますね。僕がジェフの音楽に出会ったときには彼はすでにこの世にいないミュージシャンになっていましたが、いつまでも聞いていくのだと思っています。
コメントありがとうございます。
>全身全霊の歌唱にはほんとうにしびれますね。
ミュージックビデオを観ていると、
特に後半の1分は自然と口が開いてしまいます。
あっけにとられるとは、まさにこのことでしょう。
感覚的なものの言い方になりますが、
Graceという曲を作るに至ったエネルギー。
全てを使い切った感じがします。
それゆえ若くして生涯を終えたのも、
なぜかすんなりと受け入れられます。
もっとたくさんの曲を聴いてみたいとも思いますが、
僕の中ではこれで完結しているようです。
Post a Comment