Ben Charest, Belleville Rendez-Vous
どこか憂鬱なバカ騒ぎ
同名の映画、ベルヴィルランデブー(邦・英国題)の主題歌。この曲はアカデミー賞にノミネートされていたため、偶然にも授賞式のテレビ中継でライブ(*1)を観る機会があった。(*1)ボーカルはCDとは違ってBéatrice Bonifassi
それまでは存在すら知らなかったが、演奏が始まってから数秒後にはメモを探していた。それほどこの曲には惹かれるものがあったのだと思う。参考までに正確なアーティスト名はBenoit Charest、ベノア・シャレと読む。
The Triplets Of Belleville (2003)
ジプシースウィングの流れを汲む軽快なダンスチューンで、フランス語の響きも心地いい。ジプシースウィングとは、ジャンゴ・ラインハルトというギタリストが作り上げた音楽。彼のバイオグラフィーはかなり興味深く、音楽ファンでなくとも読む価値があると思う。
前述の通り、この曲はジャンゴ・ラインハルトの影響を強く受けている。ただどちらかと言うとオマージュ的な意味合いが強く、実際ミュージックビデオには彼らしき姿がある。とにかく楽しい曲なので、酔った時などに聴くと最高かも知れない。
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Playlist Updated:
ジャンゴ・ラインハルトのMinor Swing. 物足りなさが逆に病みつきになる。
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Ben Charest Official Website
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2 comments:
映画好きを自認する私が、なぜかこのアニメについてはまったく知りませんでした。福岡の田舎に住んでいるというのは、そういうことのようです。
日本のアニメが世界中で評価を受けているようですが、逆にベルヴィルランデブーのようなアニメには決して追いつけない皮相さを感じてしまいます。
方向性や文化の重厚さが違うのだと言ってしまえばそれまでなんですが。
ジャンゴ絡みの映画では「ギター弾きの恋」が好きです。
コメントありがとうございます。
僕も映画はかなり好きですが、
アニメは昔から苦手です。
未だにこれも見ていません。
>文化の重厚さが違う
確かにフランスの文化は独特ですよね。
アニメのことは分かりませんが、
日本人にはこの感覚が合わない気がします。
この映画のことを知らなかったのも、
そういう背景が理由ではないでしょうか。
>ギター弾きの恋
機会があれば見てみます。
情報ありがとうございました。
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