Sunday, October 01, 2006

September30,06 vs TOR L5-6

Yankees fritter away lead

致命的な采配ミスで敗戦するも消化試合がスケープゴート。

こういう状況なので勝っても負けても大差はない。せいぜい関係してくるのはALCSでのホームフィールドアドバンテージぐらいだが、それもほぼ手中に収めている。ただしその負け方が采配ミスとなると話は別。プレーオフでも同じ人間が同じ思考で指揮を執る以上大いに問題なのである。

1. 先発カーステンズ右(7回)→1失点→4-2
2. マイヤーズ左(7回2死1.3塁、代打マクドナルド右)→ヒット→4-3
3. ビーム右(7回2死1.3塁、打者リオス右)→2ベース→4-5
4. ビローン左(7回2死3塁、打者カタラノット左)→セカンドゴロ
5. ベラス右(8回)→1失点→4-6(その裏ヤンキースは1点返して5-6)
6. リベラ右(9回)→無失点

この日のリベラは1イニングの調整登板が予定されていた。ただしあくまで調整が目的なため、どのイニングに登板しても問題はない。先日のオリオールズ戦で11点リードの7回に登板していることが何よりの証拠である。

ところが勝負どころの7回にリベラを温存、実際登板したのは勝ち越された後の9回。しかも1点差に迫られなおもピンチの場面で、何度となく酷評しているあのビームに継投するとは開いた口が塞がらない。リベラではなく8回から登板したベラスでもいいが、防御率8点オーバーの投手を登板させる理由だけはどこにもないのだ。

百歩譲ってリベラに失点を負わせたくないと言うのなら分からなくもない。ただトーリは普段から個人の記録のために試合は犠牲にしないと明言している。また試合自体が調整と言うのであれば、これほど細かな継投は極めて不自然。結局代打を送られたがマイヤーズの起用は左のアダムスを意識してのもので、おそらくビローンも同様の理由。つまり勝ちにこだわっていたのは明らかで、どうしようもないほどの愚かさである。

試合後のインタビューでこの愚かさを象徴するような発言があった。敗戦について聞かれたトーリが真っ先に言ったのは以下の言葉。

「We are sort of enjoying this」

まあよかったんじゃないのというような意味だろう。アメリカの社会ではミスを認めず謝らないことがある意味で美徳とされている。黙っていれば損、言い返せるのならその方が得というような理屈だ。

ところがBullshit Artist=言い訳の天才という面白い言葉もアメリカにはあり、度が過ぎれば逆にこう呼ばれてしまう。言い訳の天才どころか名将知将、その実績から殿堂入りすらあり得る。これこそがこの世の中の正体そのもの、虚構以外の何ものでもない。

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