Thursday, October 05, 2006

ALDS 2006 vs DET G-1 W8-4

Five-run third proves pivotal

序盤にアドバンテージを握ったヤンキースがそのまま押し切りまずは1勝。

両チーム無得点の2回、タイガースは2ベースと四球で無死1.2塁のチャンス。エンドランを試みるが次打者ロドリゲスが空振りしたため2塁ランナーオルドニエスは3塁タッチアウト。後続も倒れこの回無得点で攻撃終了。

さらに翌3回、先頭のテームスが2ベースで出塁しまたも無死2塁とチャンス。今度は動かず続くインジはサードゴロでランナーはそのまま。続くグランダーソンにヒットが出たものの次打者ポランコがショートへの併殺打でチャンスを潰す。

試合後の放送で解説のデビッド・ジャスティスが以下のようなコメントをしていたのだが、結果論にしても的を得ていると思う。

「きちんと送りバントしていれば2-0と試合の主導権が握れた」

何度か書いているが野球が点取りゲームな以上、取れる時に1点でも多く取っておくことが勝利への最短距離。短期決戦のプレーオフであればなおさらである。流れという言葉を持ち出す気はないが、リードとビハインドでは少なくとも攻め方や守り方に違いが生じる。

競馬に例えれば資金が豊富ならオッズは低くても可能性の高い馬券を買えるが逆なら穴狙いになる。長期的に見ればどちらの勝率が高いかは言うまでもない。タイガースが投手力主体のチームということを考えてもここは確実に得点して主導権を握るべきなのだ。

個人的にはこの3回の併殺が最も印象的で、最大のポイントだったように思う。難しい打球を捕ったジーターはもちろん素晴らしいが、それよりカノーのスローイングを見て欲しい。強肩だからこそなせる業、しかもあの体勢からである。

これを見てもカノーの守備に上手さを感じない人は野球など語らないでもらいたい。併殺が成立した瞬間のジーターのガッツポーズもファンにとってはたまらない。

そのジーターだがこの日は全てクリーンヒットの5打数5安打。シーズン中でも滅多にできないことを大舞台で平然とやってのける。プレッシャーが集中力に変わるのだとは思うが常人には到底理解できないレベルだ。試合後マイケル・ケイにMVPのことについて聞かれていたがまったく意に返さない様子。明らかに並の選手とは視点が違う。だからこそミスターオクトーバーなのだろう。

7-3と4点リードの7回2死ランナーなし、打者は左のグランダーソン。ここでベンチは先発のウォンから左のマイヤーズに継投する。この時点でのウォンの投球数は93でグランダーソンは.260の打者である。オティースのような強打者なら分からなくもないが、それは後にマニーが控えているからこそ整合性があるのであってこの場合はまったくの論外。左対左なのは確かだが能力を無視しての継投はお粗末という他はない。

結局継投がピンチを招くいつものパターンでHRを打たれ3点差になってしまう。勝ったからいいようなものの、初戦からこれでは先行きは非常に不安。ミスがなければ9回で5点差、確実にリベラを温存できたはず。次のゲームでこのツケを払わされなければいいがそう甘くもないだろう。

ダメ押しのソロHRなど5安打3得点、守備でも貢献したジーターが評価の中心。他では6.2回3失点とゲームを作った先発のウォン、2本のタイムリーヒット(3回無死2.3塁、0-0 / 6回2死2.3塁、5-3)で4打点のアブレイユ、3点目となるタイムリーヒット(3回無死2塁、2-0)を打ったシェフィールドと決勝2ランHR(3回無死1塁、3-0)のジアンビが対象。

MVP Points Total/D Jeter3 C Wang2 B Abreu2 J Giambi2 G Sheffield1

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