Tuesday, September 05, 2006

September4,06 @ KC W12-5

Bombers erupt in eighth

ブロンクスボンバーズが8回に10得点の猛攻、見事逆転勝利を収めた。

7回まで相手先発ハドソンの前にわずか1得点のヤンキース。その裏決定的とも言える2点を奪われ差は4点、残る攻撃は2回でいわゆる負ける展開である。ところがハドソンがマウンドを降りた途端形勢は一気に逆転、終わって見れば7点差の勝利という予想外の結果となった。

好調なヤンキース打線もその一因だが、主な要因は次に示す通りロイヤルズブルペンにある。防御率5.23、投球回483.2、被HR64、与四球220(いずれもリーグワースト)

実際ビッグイニングとなった8回、ロイヤルズは4人の中継ぎ投手を送り込むが、防御率だけを見てもブルペンの内情は一目瞭然。ゴーブル4.54→ドーマン6.34→シスコ7.28→バーゴス5.83

またゴーブルを除けば被安打率は4割前後、9回に換算した四球の数は平均して5個以上とこれ以上なく悪い数字である。投手の分業化が徹底された近代野球において、中継ぎの重要性を示す典型的なゲームとなった。

同点に追いついた8回、なおも無死1.2塁で打者はジーター。ジーターが好調なためかバントではなくヒッティングの指示、結局三振に終わりランナーは進塁さえできなかった。たまたま後続にヒットが出て勝ち越しできたからいいようなものの、ジーターにヒット又は進塁打が出なかったのは事実であり作戦としては失敗なのである。

このケースでヒッティングが成功する確率はせいぜい3回に1回。逆にバントが成功する確率は打者がジーターであれば5割程度はある。ランナーを進塁させれば勝ち越すチャンスは2回、併殺を逃れるメリットもある。何が何でもバントとは言わないが、せめてエンドランぐらいやって欲しい。

確率を優先するのが指揮官の基本、こういう雑な野球では接戦など勝てるわけがない。10対0も2対1も同じ1勝、重要なのは勝てるゲームを確実に勝つことなのだ。

1-4と3点ビハインドの7回2死2塁、ビローンに代わりビームがマウンドに上がる。このビーム(防御率10.38、投球回13、被安打21)、成績を見れば分かる通り出れば打たれるの繰り返し。さすがのトーリも大量リードの終盤か敗戦処理の起用しかしてこなかった選手である。ところがこの重要な場面で起用、あっさり2ベースを打たれさらに1点を失う。これも結果的には大事に至らなかったが、この5点目は通常なら致命的な失点である。

ビームがマウンドに上がった時、実はドテルも投球練習をしていた。つまりドテルの起用も選択肢としてあり、その上でビームを起用したことになる。いすれも右投手で球速、制球、変化球のキレ、実績ともにドテルの方が上。神のお告げでもない限りビームの起用などありえないのである。

決勝のタイムリー2ベース(8回1死1.2塁、5-5)など4打点のアブレイユ、反撃のきっかけとなる2ランHR(8回無死1塁、1-5)など3安打3打点のポサダと同点2点タイムリー(8回無死満塁、3-5)を打ったデーモンが高評価。他では5.2回7安打3失点ながら先発として最低限の働きをしたウォン、打者1人ではあるが三振でピンチ(6回2死満塁、1-3)を救ったブルーニーと3ランHR(8回2死1.3塁、8-5)など4安打3打点のカノーにポイント。

MVP Points Today/B Abreu3 J Posada2
J Damon2 C Wang1 B Bruney1 R Cano1

MVP Points Total/C Wang29 D Jeter26 J Damon24 A Rodriguez21
J Giambi20 B Abreu20 M Cabrera19 R Cano18 M Rivera17 B Williams16
J Posada14 M Cairo12 R Johnson10 C Lidle10 J Wright8 M Mussina8
K Farnsworth8 S Proctor7 A Guiel6 R Villone5 C Wilson5 D Rasner4
A Phillips3 B Crosby2 J Karstens2 S Ponson1 K Wilson1 N Green1
B Bruney1

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